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2004.12.30

地球誕生46億年 NHK 地球大進化

NHKスペシャル「地球大進化」で僕がいままで知らないことばかりが放送され、かなり驚いた。最近そういう方面の本を読んでいなかったせいかもしれない。

地球が誕生して46億年、確かに人類、ホモサピエンス誕生は、1月1日から始まる地球誕生のカレンダーからみれば、12月31日の年も迫った、紅白も佳境の11時37分だ。
宇宙や地球の歴史からみると人類の歴史のあまりにもの極小さ。僕の生まれたのは、12月31日の11時59分59秒、そのさらに後半の、一瞬にもならない時間だ。よく言われるように、いかに自分の存在が小さいか、ある意味存在する意味もほとんど皆無のような状態で、深く考えると虚無的になってしまう。
でもまあ、その存在することの「無」のような自分が、ここに存在していることを「意識」できていることに、感謝しなければならないのかもしれない。なにしろ、自分の意識を感じられるのは、たった人生約80年間に限られる。死んでしまえば自分ではなくなる。かりに輪廻があるとしても、違う生命体になろうが、生命は永遠だといってみても、それは自分ではない。自分とは、この肉体を持ち、この精神を持った集合体だからだ。
宇宙の存在から見れば、チリひとつにも(チリが地球だ)ならない。
ある意味「無」である自分が、存在を意識している。意識できる。しかし、存在の意識からみれば、宇宙の流れのなかで、無限の無から、一瞬生まれ、自分を意識し、そして死に、無限の無に戻る。ちりのように自分の存在なんて無意味かもしれないが、それでもここに自分を意識させてくれた、宇宙、地球、人類、親、に感謝しなくてはならないのだろう。まあ、この考えが宗教なのかもしれないが。

さて、NHKの番組でこういうことを言っているわけでは当然ない。
もっと科学的な、最新の学説に基づいた番組だ。
何より驚いたのは、不勉強だったせいだが、46億年前に地球は誕生して、1月12日には、惑星の衝突、月と地球が分離する。
16日には、地殻が形成され、41億年まえには陸と海が生まれる。その一億年後にはタンパク質や、核酸、そして39億年前には原始生物が生まれる。
生命誕生と大騒ぎするが、海が生まれれば2億年で生命は誕生する。そこには、無機質も有機質もたいしてかわらないようなものだ。それより、進化のほうが無限の時間がかかる。
この内容ぐらいはもともと知っていたことだが。
昨日の番組で驚いたことは、今から2億5千年前の、シベリアで起きた大地殻変動の話だ。シベリアといっても現在のアジア大陸ではなく、もっと大きな大陸だった。
そのことによって40億年近く進化を遂げた生物のほとんどが絶滅したという。地球上の生命は幾たびも絶滅の危機に瀕している。幾たびもの巨大隕石の衝突。そのたびに綿々と生命体は継続して生きていた。しかし、それは進化していないバクテリアのような生命体であり、まだ下等な生物の時代だ。
しかし2億5千年前は違う。それは、まるで、人類の歴史ならば、ギリシャ、ローマ時代、キリスト教以前に、美術や思想、市民社会などからみれば、現代と全く変わらない文化がかつてあった、そして滅びたと同じように、そして宗教の時代の暗黒時代、ルネサンスとふたたび、文化的にギリシャ、ローマなみになるにはかなりの時代をようしている。‥‥まあ、それと同じとは言わないが、2億5千年前の地球上には、高等動物が存在していた。
もちろん人類のようなものではく、哺乳類のと同じようなものらしい。しかし卵から生まれ、爬虫類的な哺乳類だそうだ。そのころは後に恐竜となり双弓類も存在していた。
それが、巨大火山、地殻変動によって、滅びてしまったという。それはメタンガスが噴出し、地球は温暖化とともに、酸素の量がへったという。
その後、1億5千年まえのジュラ紀、いうなれば恐竜の時代になる。
なぜ恐竜は大繁栄したのかというと、恐竜は薄い酸素でも効率よく取り入れることできたからだという。それは現代の鳥類と同じ器官、「気嚢(きのう)システム」を持っていたからだという。肺胞にいくつかの副室がある)鳥が酸素の薄いかなり高空まで飛べるのは、その肺にその器官があるからだそうだ。恐竜の子孫、鳥類だという証拠でもある。
その間、人類の祖先、哺乳類は、ほそぼそと進化を遂げる。その時代に、肋骨は肺だけを覆い、横隔膜を獲得する。そして胎生になる。それでも、恐竜の時代、祖先は木の上での生活だったとう。
そして6500万年まえの、大隕石衝突。そこからはじまる、寒冷化、そこで変温動物の巨大恐竜は絶滅してしまう。
哺乳類は定温動物で生き延びる。そして原始的な猿のなかまの誕生だ。彼は樹上生活をしている。
これでついに哺乳類の時代になるのかというと、そうではない。
次に地球上で栄えたのは、巨大鳥類、巨大なダチョウ、ただ咀嚼力は強く、鳥版、Tレックだ。それはディアトリマだとう。それが哺乳類、われわれの祖先の天敵だった。
祖先はやはり樹上生活だったが、しだいに暖かくなると、植物も進化を始めた。広葉樹の大繁栄だ。それとともに、樹上生活をする祖先、猿のなかまも大繁栄する。
とともに、哺乳類のなかから、ハイエノドンという肉食獣のようなものがでてくる。なまえからいうと、ハイエナに近いのだろうか。
ちょうどそのころ、地球は大規模な地殻変動、大陸移動があった。アジア、アメリカ大陸は地続きになり、ハイエノドンによってディアトリマは絶滅してしまう。ハイエノドンもそうだが、哺乳類は、柔らか腹を持ち、授乳をし、親と子の濃密な関係を持つ。そして、集団で行動し、狩をする。
人類の祖先、猿の仲間は、広葉樹が広がる、世界中に広がる。霊長類の誕生だ。
番組的に面白かったのは、目の話だ。霊長類が樹上を飛び回るために、二つの目は横から正面に移動し、立体視できるようになる。そして視細胞、フォベアが生まれ、目を固定するため、眼窩後壁ができる。
人間は目から80%の情報を得ている。目の進化が、能を進化させたのかもしれない。
ここまでが、ゆうべみた番組だ。ひさびさに興奮した科学番組だった。まだ続いているし、再放送もあるだろう。問題のNHKだが、こういう番組は素晴らしいと思う。


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