スマトラ沖地震による津波
スマトラ沖地震の津波の被害者が、5万人を越した。一口に5万人といっても、ぴんとこない。日本は昔から地震のたびに津波があり、関東大震災のおりにも津波が発生してかなりの被害があったという。TSUNAMIは、すでに世界共通語にさえなっている。それにしても、もし津波に遭遇したらどうするかを、常に考えておかなくてはならないとは。海辺のリゾートのに行ったら、ホテルの非難口を探すように、津波にもし遭遇したら、どこに逃げるかを考えておかなくてはならないのだろう。これからさらに、多くの死者がでて、そして伝染病が発生するかもしれない。アジアのリゾートは数年前に、バリ島での爆破テロ、ベトナムの鳥インフルエンザ、そして今回の津波と災難続きだ。いやほんとうにイラクで戦争なんてしているばあいじゃないよ。21世紀になって、世界はなんだか騒がしい。NHKで人類創生の話をやっていて、それこそ地球誕生46億年、生物(有機物)誕生は40数億年前には存在したのではないかといわれている。その後7,8回にわたる、隕石(小惑星)の衝突、そのたびに地球の生物は壊滅されたけれど、ある種のバクテリアのようなものが、生き延びそして現在の人類まにつづいている。という。人間のような高等な生物の誕生はまれなのかもしれないが、どろどろだった地球がさめ、海ができると数億年で、生命体が誕生するなんて、宇宙の摂理のなかではわりとありふれていることなのかもしれない。有機物と無機物の境界線は実はさほど大きくないのかもしれない。それより、進化することのほうが、驚異的なのだろう。バクテリアのようなものから、人類までの進化にはかなり偶然性があるのだろう。何度かの小惑星衝突がなければ、今の人類は存在しないのかもしれない。その番組で小惑星が地球に衝突する場面を、コンピューターグラフィックでやっていた。衝突して、地球の近くは蒸発する。どこかその再現アニメをみたばかりで、津波の映像を見ると、奇妙な感じがした。地球が滅亡するような、スケールではないが、自然の摂理は、人間社会とは違いサイクルで進行しているのだと感じた。いや、実際は、人間の力が特に破壊する事に関しては、地震や津波なんか以上に、地球を破壊しているのかもしれない。
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