ベトナム、サイゴンにいる
なぜか、ベトナム2泊4日の取材中、ホーチミン市にいる。今回のホテルはソフィテル・プラザ・サイゴンだ。旧大統領官邸とサイゴン動物園を結んだ途中、アメリカ大使館のはす向かいにある。このホテルに泊まるのは初めてだ。部屋は可もなく不可もなく。ただ中心街からは少し離れている。今回ベトナムを訪れて10年、初めて市内観光をした。なかでも大統領官邸は、始めてきた95年に一度一階部分をみただけで、もしかしたら当時はなかの見学コースがなかったのかもしれないが、今回初めてじっくり説明を受けながら見学した。表から見る印象より、ずっとモダンなインテリアだった。始めてくる人は是非見るとよい。その後、教会、郵便局、そして戦争博物館に行った。以前みたときとはすっかり変わって、展示物がかなり充実した。そこに、沢田教一、一ノ瀬泰造、石川文洋、そしてキャパの写真が展示してあった。あまり展示の状態は感心しないが、それでも一同にインドシナ戦争、ベトナム戦争の報道写真が並んでる様子は壮観だった。やはり、ベトナムのは雑貨をかいあさるだけではなく、ベトナムの歴史も知る必要あると思った。ベトナムは、中国の属国としての支配、独立、封建制、植民地、フランスの支配、日本支配、南北分裂、社会主義、自由主義、統一、開放制作、なんといっても戦争、戦争、とこんなにも激動の時代をくぐりぬけた国が他にあるだろうか。
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