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2004.12.25

ピンクレディ 2

ピンクレディの続き補足
ピンクレディを初めて見たのは、1976年だ。ペッパー警部からだろう。僕は1975年にフリーになった。山口百恵の全盛時代だと記憶しているが、1975年は、岩崎宏実がデビューして新人賞を取った。僕は細々と(仕事が少なかっただけで、内容は恵まれていた)タレントを撮っていた。
前回も書いたがピンクレディをはじめて見たとき、アイドル写真と同じように健康的な色気を前面に打ち出したデュオだと思っていた。すでにキャンディーズが存在していたので、キャンディーはその名の通り、しかもナベプロなので、天地真理と同じように完全なアイドル路線だったが、ピンクレディはちょっと違う路線を狙っていたように思えた。
ただ曲は当時26歳の僕でも、へーと思うほど、耳に届いていた。あまりに時代が違うし、若い人は誰も知らないと思うが、僕が小学生のぐらいのときにヒットした、曲、タイトルは忘れたが、「やさしいおまわりさん」、だったかな、歌詞の内容は、♪もしもしベンチで囁くお二人さん、早くお帰り世が耽る、野暮な説教するんじゃないが、ここらは近頃ぶっそうだ‥‥。のおまわりさんが、ペッパー警部のような?気がしていた。なんて感想は僕だけだったろうか。
しかし作詞の阿久悠、作曲の都倉俊一は世代的に当然わかっているのだろう。
そしてSOSと、すぐにトップアイドル、トップ歌謡スターに上り詰めた。その後は国民的な歌手に、特に子供たちの人気は絶大で、今の30歳半ば以上の女性だったら誰でも振りを覚えているだろう。
キャンディーズとよく比較されたが、キャラの違いは当然としてサウンドが全く違っていた。
キャンディーズの3人の声は全員可愛らしく、そのため曲は単調だった。
ピンクレディは、顔に似合わずケイの野太い声がデュエットのハーモニーを大人っぽくしていた。
ある意味、ミイとケイは、容姿や歌とどちらも、ケイがリードしたいが、実際ピンクレディとしては、ケイはいつもミイの足を引っ張っているように見えた。いつもなげやりに見えた。シャイでしかもあの声のせいもあったろう。
僕は仕事ではアイドルを撮ることが多かったが、キャンディーズも、少年マガジンで撮った。彼女たち全盛時代、表参道の歩行者天国を走りぬけるように撮ったこともある。
ピンクレディは、前回書いたが、オリンピックキャンペーで撮影しただけだ。
実際その頃僕は、ほとんど洋楽を聞いていたので、仕事上だけで歌謡曲を聴いていたものの、なにしろ70年代は、日本の歌謡曲の全盛時代だったから、黙っていたって、テレビを見れば歌謡曲につかっていた。知りたいと思わなくてとも、だから知っているのだ。
キャンディーが解散したときは、全盛時代だったのでかなり盛り上がったが、いや解散することが決まって、初めてビッグになった。
ピンクレディはアメリカ進出失敗や、落ち目になっていたので、僕は解散コンサートを覚えていない。
まあ、そんなことに興味がなかったのだろう。もっと面白いことはたくさんあったしね。
もっとも僕は子供の頃から、歌謡曲が好きだったから、興味はないといってもインプットされているかな。
助手時代は、山口百恵、桜田淳子、と2泊0日のハワイにもいったことがある。僕の師匠は当時、日本のタレントたちを撮りまくっていたのでまるで芸能界にすんでいるような毎日でもあった。
フリーになったら、そんな生活はなくなり、しだいに僕はタレントを撮るより、ファッションや広告のほうに行くのだが、タレントの写真を撮ることは今でも好きだ。
ピンクレディの話から、飛んでいるが、昨日のキンスマを見て、歌手として今でも続けている人を見るとうれしくなる。演歌歌手は、営業をできるせいだろう、いきが長いがほとんどの歌謡曲の歌手は、消えてしまうとそれでおしまいだ。
今のように、歌手=アーティストとなれば、自分で音楽の方向性をつくれるので、固定ファンがつき、細々とでも活動を続けられる。しかし歌謡曲の歌手は落ち目になれば消えてしまう。続けることはたいへんだろう。
そういう意味でピンクレディの復活はうれしい。それも昔よりずっとパワフルになり、大人の仕事、表現となり、素敵だ。現代の作詞家、作曲家に新しい曲も提供してもらい、がんがん活動してほしいと思っている。昔僕が覚えている、ピンクレディより今のほうが百倍素敵だ。

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