キャパ写真展、最終日 キャパ・イン・カラーその5
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日本橋三越でのキャパ・イン・カラーの写真展を、近くまで行く用件があり、再び見に行った。
日曜日、最終日とあり、会場は、超満員。写真を見るというより、人の背を見に行ったようなものだ。
デパートだからしかたがないとしても、6日間は短すぎる。まあ、ロバート・キャパの写真をこんなに多くの人が見たいと思っているのはなぜだろう。今日は、6時まで、5時半入場終了だそうだ。
キャパのカラー写真は新鮮だ。久しぶりに新鮮な写真展を見た。
50年前のカラー写真が、現代のものとして発表されたことが、新鮮なのだろうか。
今までのキャパとは違う面を見ることができる。キャパの写真をよく知らなかった人でも楽しめたと思う。
ある意味デジタル時代の恩恵だ。かつてだったら、ポジの雰囲気に忠実なプリントは難しかった。それが、デジタル時代になり、コダクロームの発色がかなり忠実に再現されている。
残念ながら、図版に、逆版写真があり、販売が2日目以降中止になり、手にいれられなかった人が多かったろう。
追って発売するようだ。マグナムサイドとしては、大変だったとおもうが、これだけの客が入る,ロバート・キャパは、やはり貴重な存在だ。
デパートではなく、きちんとした美術館で見せてもらいものだ。そのうちきっと東京以外でも見ることができるだろう。見る価値のある写真展だった。
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