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2005.03.05

サンフランシスコ USA-2

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朝、8時にサクラメントをでて、サンフランシスコに向かう。小雨、そして曇り。バークレイのあたりで、朝の自然渋滞。片側6車線もあるのに、渋滞する。彼等は毎日こんな生活をしている。まあ、日本だって、朝の湾岸線のぼりは似たようなものだ。しかし日本の高速は乗ったら最後、下りることはできないが、アメリカのフリーウエーは、いたるところで下りることができる。そして渋滞していながら一番左側の車線はなぜか空いている。まるで東京のバスレーンのように。時折クルマが疾走してゆく。それは、CAR POOLとい決まりで、ラッシュアワーの決められた時間、普通の車は3人以上でなかれば走れない。罰金はたしか271ドル。かなりのものだ。よくみていると、三人以上乗っていないくるまもある。当然それは違反だ。この仕組みは、30年以上前、はじめてロスアンジェルスを走ったときにしった。ロスの渋滞もすごい。そのとうじは、その法律を破るものはだれもいなかった。それがどうだろう、今やかなりのクルマが3人未満なのに走っている。初めてアメリカの高速を走ったときに、いや高速道路にかかわらず、一般道でもそうだったが、ハワイのような島でもそうだが、運転マナーが皆とてもよかった。その当時、日本ではかなりとばしていた僕は、アメリカ人の順法精神に感銘を受けた。デモクラシーとは法律を守るところから始まるとさえ思った。しかしいまや、マナーは日本なみだ。
雨のサンフランシスコを、ぐるっとロケハン。明日は天気がよいので、撮影ポイントを決めるだけにする。別に特別な場所をとるわけではない。ゴールデン・ゲイト・ブリッジのような観光ポイントにもゆく。いろいろロケハンして、3時ごろサンフランシスコをでる。今日は金曜日、夕方のラッシュは早い時間から始まるから、それをさけるためだ。
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サクラメントに戻るには、ベイブリッジを渡る必要がある。この橋は、古い映画だが、ダシティンホフマンのデビュー作「卒業」にでてくる。結婚式に望む彼女に会うため、そしてその結婚を阻止するため、彼は教会に向かう。彼の乗る、アルファロメオスパイダーは、バークレー方面に向かう。カメラはアルファロメオを空撮で追う。
そのとき、サンフランシスコに住むひとたちは違和感を覚えたという。当然僕はわからない。それは、サンフランシスコからベイブリッジをバークレー方向(サクラメントも同じ)に向かうには、二階構造の橋の下の道路を走ることになる。(写真がバークレー方向に向かうベイブリッジ)実際はバークレーに向かっていたのに、突然戻っている映像を見て、サンフランシスコのひとたちは違和感を感じたという。まあ、映画そのぐらいのうそをつくことは、普通のことだろう。あくまでそれはフィククションだからだ。
夜は、サクラメントで一番うまいと言われている、メキシコ料理で食事をした。

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Comments

サンフランシスコ、、、
懐かしい光景です。
ぼくはSutter St.サターストリートに住んでいました。
そこからバークレーに通った日々を思い出します。
写真を楽しみにしています。

ps:うらやまし〜です。
(航空中耳炎のぼくより)

Posted by: YASUHIRO | 2005.03.05 10:39 PM

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