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2005.03.17

超広角レンズのゆがみ補正

前回のブログで、「何かへんだ、わかるかな」と書いたが、コメントにもあったように、これは「アオリ」補正をしている。といっても、大型カメラや、シフトレンズではなく、あくまでフォトショップによる後処理だ。ただ、結果的には、撮影時の補正と理屈は同じことになる。
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上の写真は、オリジナルで、焦点距離11mmのレンズで撮っている。APS-Cサイズで撮っているので、フルサイズだと18mmぐらいだろうか。こういう大きな建築物をしたから見上げるように撮ると、建物はこのように極端な先細りに写る。超広角レンズの基本的なテクニックは、なるべくカメラの受光面を垂直に保つことだ。そうすれば、周辺の、ゆがみは若干でても、基本的に垂直に立つ物は、垂直に写る。そのためには、このような大きな建物を撮るには、アングルを上げなければならない。しかしそれが無理な場合、大型カメラならば「あおり」を使って補正する。35mmレンズでもシフトレンズだならば可能だ。それが、デジタルカメラの場合、後処理でゆがみを直すことができる。
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大きな写真
修正したい写真をフォトショップ上で開き、長方形の選択ツールで全体を選ぶ。それから「イメージ」の変形から「ゆがみ」を選択する。あとはいろいろ試し見ればわかるだろう。ただ、やりすぎるとわざとらしくなる。実際はほんの少し修正するぐらいに抑えたほうが自然に見える。下の写真は、ちょっとやりすぎていると思う。
問題は、極端な修正は、部分的な画像の拡大になっているので、不自然になることだろう。ただ、少しの修正ならば気にならない。実際は、超ワイドで撮って、撮影時に「アオリ」補正しても、やりすぎれば、不自然になる。
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前前回のブログの松村氏の、モノクロ写真は、撮影時に補正している。まあ、デジタルだと特別シフトレンズを使わなくても、このようなことはできるということだ。
それと、蛇足だが、超広角で撮った写真は、どこか不自然な気がすると、思うが、ちょっとWEB上ではわかりづらいが、大きめの写真をで試してもらいたいことがある。それは、ワイドで撮影された写真を見るとき、その撮影ポイントからその写真を見ることだ。かなり近づいて見ることになるが、不思議なことに撮影した場所から見ると、パースペクティブは自然になる。撮影ポイントより、離れた場所で見るから大きくゆがんでいるように見えるわけだ。
意味がわかりずらいかな?ワイドで撮った写真を、通常見る距離の半分ぐらいに近づいて見るといいかもしれない。
すると、ワイドの遠近感が消えるという意味だ。ワイドで撮った写真は大きくすれば、大きくするほど自然に見える。


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