TeachYourChildren1967-2005その1
来年、2006年1月10日から2月25日まで、目黒にある、アートフォトサイトギャラリーBlitzインターナショナルで、写真展を開催する。テーマは、世代から世代へ、タイトルは「TeachYourChildren」だ。
そのために、そのテーマに沿う写真を僕は今、コンタクトプリントひっくり返して、選んでいる。当時、30年以上前にセレクトしてプリントしたものもあるが、新たに、2005年の僕が選んだ写真も写真展では紹介するつもりだ。このblogでは、新たに見つけた写真を紹介してゆくつもりだ。
若かった時代に選んだものと、今選ぶもは違っているものもある。
かつては、暗室でプリントしたものだが、今回は、モノクロネガをスキャニングしている。それがうまくゆくかどうか今実験中だが、まあ、今はテストプリント中ということである。
下の写真は、1967年の12月、横田基地周辺、福生で撮影したものだ。まだベトナム戦争まっさかり、基地内ではなく基地の周りに多くのハウスがあった。それは下級兵士たちの住居だろう。子供たちが大勢いた。横田にはよくかよったが、1970年代になると、米兵の多くが引き上げ、ハウスは日本のアーティストが多く住み始めた。村上龍の「限りなく透明なブルー」は、70年代の福生での出来事ということになっている。
Dec.1967 Fussa Tokyo
Asahi PentaxSP SuperTakma28mm NeopanSSS
●なお、1970-1975年の写真の一部が、
アサヒカメラ9月20日発売、10月号に一部紹介される。
そして、日本カメラの12月20日発売、1月号に、2000年代に撮った写真が紹介される。
アートフォトサイトギャラリーBlitzのあと、京都ギャラリーでも写真展をするつもりだ。
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