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2005.11.23

写真展「T.Y.C」 その1 スポッティング

写真展「Teach Your Childen」への道 その1
yokota1970dog
1970年 福生 横田基地周辺 東京
写真展プレスリリース

来年1月10日から始まる、写真展の準備をしているので、Blogをなかなか更新できない。
今やっていることは、僕がフリーになる1975年以前のモノクロネガをスキャニングして、それをデジタルプリントするために、レタッチをしているところだ。昔撮ったものでも、たびたびプリントしているものは問題ないが、30年以上の間ネガカバーのなかにうずもれていたネガの一部は、たぶん細かいカビだろう、拡大するとかなり広がっているものがある。その時々、30年間ではいろいろな場面、場所のせいだろうか。きっとアナログ時代だったらプリントする意欲はわかなかったろう。
モノクロネガのスキャニングからのプリントは、全く問題ない。もちろんそれなりのテクニックが必要だ。しかし、なんといっても、銀塩引伸ばしと違うのは、やはりゴミの問題だ。スキャニングは、圧倒的にゴミも再現してしまう。撮影時の、細かいスリット上のキズも、銀塩引伸ばしのときには、気にならなかったのに、無常にも絵柄と同じぐらい、いやそれ以上に主張してくる。スキャニング中にゴミ軽減もできるが、モノクロネガの場合は、ピントがあまくなり使えなかった。
そして、レタッチというより、「修復」が始まる。僕は、アシスタントを経験していたので、モノクロプリントのあとに待ち受ける、偏執狂的な作業、スポッティングのスピードと正確さには自信があった。しかし、銀塩時代スポッティングはやればやるほと、プリントは醜くなる。正面から見ればよいが、ちょっと斜めから見ると悲惨だ。しかしモノクロプリントにおいて、スポッティングをしてあるか、してないかは、モノクロの本質を、肯定するか、否定するかの問題になる。基本は完璧にスポッティングするべきである。ネガを水洗しなおしても、ゴミは取れてもキズは取れない。

それに引き換え、デジタルのスポッティング、は、ある、ひとつの表現のように思える。たとえ1枚30分かかろうが、それは、写真を変えてしまう。100%に拡大すると、なんとゴミのすごいことか。銀塩時代には、拡大してゴミをながめるなんてことがなかったなあ、と感慨を持つ。
今回の写真展では、デジタルスキャンした原稿を、EPSONの、モノクロプリントするための革命機、PX5500で、A3ノビ、ベルベットファインアート紙にプリントする。今までのモノクロプリントとは違った、写真をめざす。
そこでデジタルレタッチ(修復)、そこに銀塩プリントの表現を持ち込んでみる・・・・を裏テーマとしている。
そのデジタルプリントのやりかたを、
●日本カメラ2月号、1月20日発売で紹介する。
そのやり方でプリントした作品を、アートフォトギャラリーと、京都の京都ギャラリーで直接見ることがでるという寸法だ。
●日本カメラ1月号では、「Teach Your Children 2000-2003」をカラーで10ページ発表する。
今回の写真展の続編お部分だ。
●12月3日、京都、京都ギャラリーで、赤城耕一写真展開催中、赤城、Haruki、横木でトークショーをする。どんなものになるかは、わからないが、きっとおもしろくなると思う。

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