写真展「DaydreamBeliever」その2
横木安良夫MINI写真展「SHIBUYA Now and Then」~DaydreamBliever」写真展詳細なぜこのタイトルにしたのかは、次にということで、まずダイレクトメールの写真から説明する。
DMデザイン Trout
写真展「DaydreamBelieverその1」
今回のダイレクトメールの写真は、1993年、代官山同潤会アパートの敷地内で撮ったものだ。当時僕の事務所はすぐそばにあり、そこは僕の屋外スタジオ状態だった。モデルはアリガマサヨ。当時は、キューティの高校生モデルだった。この頃何度か彼女を撮影をしている。
当時の彼女は、高校生とは思えないほど落ち着いていた。何を考えているのかさっぱりわからず、でもカメラの前では別にポーズをつけなくても、自由に動いてくれる、とても撮りやすいモデルだった。上の写真はポラロイド8x10Type890.ライティングは懐中電灯。周りが明るく、露光は10秒ぐらいですばやく撮影した。撮影後すぐにプロセッサーに通して現像した。
一度は、まだ工事中だったお台場から、完成したばかりのレインボーブリッジを背景にNUDE撮影した。
NUDE撮らせて、と聞くと快諾してくれた。
このころお台場へは船か、レインボーブリッジを歩いてしかいけなかった。その数日前にロケハンをして、撮影する場所を決めていたが、当日昼間の撮影を終えこの場所に来たら、このような雲ひとつない夕景。決めていた場所には大型や中盤カメラを構えたカメラマンが数名陣取っていた。雰囲気からして皆商業カメラマンだ。無残に思惑ははずれ、しかたがなく彼らが見えない土手の斜面に陣どることにした。かえって有刺鉄線などがあって効果的だったが。ライティングはやはりストロボではなく、懐中電灯(トワイライトツイスト)。ストロぼだったら、前方のカメラマンに気づかれてしまうところだった。
2000年だったろう。NAVIというクルマ雑誌で、「Girls in Motion」という連載を始めた。そこで再び彼女と再会した。そのページは昔の写真と今の写真を並べて使った。渋谷の駅前で、4x5で撮影している。これはハンディストロボを使っている。この写真は今回の写真展に展示する。なにしろタイトルは、「Shibuya Now and Then」だ。
このときの写真とTEXT。
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