HomePageをリニューアル中に思うこと。
●横木安良夫mini写真展「DaydreamBeliever」
1999年から2000年にかけて作った
、「ALAO YOKOGI PHOTOGRAPHS」の
Websiteをリニューアル中だ。
あくまでシンプルに、UPするのも、見るのも簡単な仕組でつくるのがモットーだ。
僕はページをめくるより、スクロールのほうが好きなのでこのような形になってしまう。
特に文章を読むには、ページをめくるよりはスクロールだ。ちょうど日本の巻物の感覚。
そしていかにシンプルに作れるかがテーマになる。
僕は、web上での写真表現にさほど興味があるわけでない。
webでなければできないことを、考えているわけではない。
いや、何か思いつけばするかもしれないが、今のところ、
あくまで、「写真」を撮るためのツールでしかない。
だからパソコンがテレビになる必要も感じていない。
僕にとってWEBサイトはものを発表というよりは、考えるメディアだ。
写真は、紙にプリントして、存在してこそ情報だけではない、現実を異化した物体になる。
それは、記憶さえも物体としてしまう。
そんな写真を所有するとはどういうことだろう。
情報としての写真だけでは、本当の写真の面白さ、強さはわからないと思う。
今テーマは、「オリジナルプリントに囲まれた生活」だ。
自分で写真を撮って、飾ることと、作家が撮った写真を飾ることは、どう違うのだろうか。
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