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2006.05.14

理系ではなく、文系式デジタルプリント処理その1

「オリジナルプリントを所有すると、不思議なことに、世界の見方が変わる!」

NEW補足
やさしいCreCoデジタルカラーテクニック

やさしいCreCoデジタルモノクロテクニック


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CreCo(クリコワークショップ)その1 モノクロ編1

デジタルカメラで撮った写真の処理は、解説を読むとどれも理系的、技術者系の説明が多い。以前日本カメラでも書いたが、写真は理系にみえて、実はほとんど文系の感覚でするものだ。
今回昨日、恵比寿写真倶楽部の「ぶらぶら撮影会」に遅刻して参加したときに撮った、京成高砂駅の風景を肴にちょっとその文系的技を紹介した。分りやすくするため少し、大げさにしているが、このぐらいやっても問題ないということだ。どういう風にややるかは、その人のセンス、その人の写真に対する考え方だろう。
まずは、GRデジタル、モノクロモードで撮った写真。(写真をクリックすると拡大します)
上がリサイズ(72dpi800ピクセル)しただけ、そして枠をつけただけの、ストレートな写真。よく見ると左の上のほうにこの日の空の雲には、さまざまなトーンがある証拠が残っている。そして、CreCo(クリコ・クリエーティブコントロール)したのが下の写真だ。肉眼にはこのぐらい、そらの雲がむらむらになっていた。
これは、何もデジタルカメラの問題ではない。銀塩カメラだった、こんな日、ストレートにプリントすると、こんなものだろう。それをいかに自分の目で見た印象に近づけるか、さらにもっと自分の気に入ったイメージにするかが、理系ではなく、文系、アート系デジタルプリントのやり方だ。
もっともこんなことは、かつての銀塩モノクロプリントでは、あたりまえのことだ。
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関係Photo

CreCo(クリコ)実践講座
すべてフォトショップエレメントでやりました。
●リサイズ 
オリジナルGRDモノクロモード ISO400 解像度72pixle 横幅3264pixle
A4程度にインクジェットでプリントするときには、サイズはこのままでOK。
★まず、ウエッブに載せるために、サイズを変える。
画質調整→画像解像度→幅を800pixleに。
以下はウエッブ上のサイズのこととして話を進める。当然インクジェットプリントのときとは、画像の大きさが違うので数値は変わる。
●調子を決める。
画質調整→ライティング→レベル補正→グラフ左右に空きがあるときは、そこを詰める。それから希望の明るさにする。その際、焼き込み前提なので明るめで問題ない。
●自分の望むとおりに、濃淡をつける。(これこそが、CreCo・・・銀塩ではプリントテクニック)
ツールバーから、「焼き込み」「覆い焼き」のツールを選ぶ。ここでは、
「焼き込み」ツールのみをつかう。
サイズ50~200pixle、パーセント20から30%、そして、範囲は、最初は,「中間調」を選択する。
そこで、自分のイメージ、または見た記憶どおりに空を、焼きこむ。
目立つハイライトも少し焼きこむ。このへんは試行錯誤。
自分の感覚を信じる。だからひとそれぞれのプリントになる。
空がムラっぽくなったが、僕の目で見た感じだった。もう少し写真としては、ムラを抑えてほうがよいかもしれない。そのほうが気持ちよくなるかも。それに、プリントするときは、モニター上とプリントしたものとの違いがあるので、これは、身体(目)で覚えるしかない。特別キャリブレーションなんて合わせなくても、自分のモニターとプリンターの違いを慣れよ!だ。かつてのプリンターと違い、とんでもないなんてありえない。おかしければ、プリンターが古いのか、壊れている。

下の二枚の写真を見比べて、僕が何をやったのか、見て欲しい。空ばかりをやったのではない。

●最後に、粒子感をだす。(これは銀塩風にするという意味ではない、粒子は表現の一つだ)
フィルター→ノイズ→ノイズを加える→均等に分布→グレースケールノイズ→量(1%~10%)この場合は、3%にしている。ここまですることは、あまりないが、ここはわかりやすくするため。

●ウエッブ上だとブルーぽくなるので、画質調整→カラー→弱冠Yイエローを足している。
EpsonPX5500のようなプリンターは、モノクロ黒のコントロールができるが、普通のプリンターは、モニター上と同じように、色をつける必要がある。
●黒枠をつける。これは、なくてもよい。やりかたは、いくつかあるので、次の機会。

*実は後ひとつ隠し技をつかっている。それはここでは関係ないので、後日ということで。まあ、写真をよく見ればわかると思う。

★CreCoは、何もモノクロ写真だけできるのではない。カラーでも全く同じことだ。
カラーについていは、次回ということで。

その2(まだモノクロCreCoのワークショップ)

今回のパルコでのミニ写真展。すべてこのやり方でプリントしている。是非現物を見てください。
★本日5月14日は、夕方5時ぐらいから7時過ぎまで会場につめています。


Logos01_1

●5月12日~24日まで写真展 「Daydream Believer」 

渋谷パルコPart1ロゴスギャラリー

Miniphototext_1
横木安良夫mini写真展「DaydreamBeliever」

カラー、モノクロとも、写真はすべて、EPSON PX5500でプリントしています。

関係TEXT

標語

「一枚オリジナルプリントを所有すると、世界の見方が変わる!」

これは本当のこと。世界は常に動いている。動いていない、写真を毎日見続けることによって、写真って不思議なものだとわかるだろう。見続けるには、見続ける価値のあるものでなければならない。

以下の日時に

横木は会場にいます。

●5月19日(金)4時ー7時

●5月20日(土)2時ー7時

●5月21日(日)1時ー6時


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