2000年に書いたデジタルカメラ論
Model :Lana (Red Models) Stylist: Masako Kato Hair&Make-up :Tomoko Sato
Hasselblad 553EL 50mmf4.0 Leaf Volare Digital Camara back
15sec.f=5.6 TwilightTwist
ちょっと写真展の話題からそれて、デジタルカメラの話をしたいと思う。というのも、デジタルフォト別冊RICOH GRDigital本で、GRDの口絵セレクトとインタビューを赤坂にある、ソフトバンククリエーティブで受けた。11月29日には出版される。そのとき、僕がレタッチといわず、CReCoといい、シャープネスを使わずノイズを使う話をした。そして、トップのページの見開きを、デジタルフォト編集部でGRDのJpeg原稿を、解像度350pixleに、そして幅を5000Pixelにリサイズした。僕のデジタルのレッタチのやり方はかなり特殊だと思う。完全な自己流だ。というのもフォトショップの画像処理は、デジタルカメラ以前からやっているせいもあると思う。でも、人と違う写真にしたいのだから、それでいいと思っている。今回の写真集にしても、モノクロCReCoで書いてあるとおりで、それ以下でもそれ以上でもない。料理をするとき、いちいち塩何グラムなんて作っていた楽しくない。写真のレタッチも同じだ。やっているのは表現であって、数学じゃない。
まあ、それはいいとして、2000年に書いた、当時最先端のデジタルカメラの試用レポートがあり、それを読んでみたら、ぜんぜん外れていないので、ここに紹介したいと思う。ちょっと写真集の話題ばかりだったので、閑話休題ということで。ついでにノイズについても書いてあった。
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