12月22日 朝5時まで飲んだ。
12月22日-23日am5:00
CReCo
11時に東京タワー周辺でロケハン。その後、D40のためのテスト撮影。といいながら、ここで紹介する写真はすべてGRDで撮っている。D40の写真は仕事なので。
AYANOは、金曜日しか写真が撮れない。朝ぱらぱらと雨が降っていたのと、天気が悪いので、軽く撮ることにする。山手通りは今工事中だ。僕は工事中の場所で撮るのが大好きだ。とくに、こんなふうに背が高くモデルのような(かつて彼女はモデルだった)子に、似合う。メークはゴクナチュラル。ただあるいてもらうだけ。
ノーファインダーで撮影。僕はポートレイトのときも、ノーファインダーを多用する。もっともGRDにファインダーはない。モニターも見ずに撮る。その微妙なフレーミングが好きだ。美しく撮るばかりが写真じゃないけど、こうやって顔を見たことのない人は、どんな風に本人を想像するのだろる。前回は、足だけ、上の写真は後姿。そしてちょっとへんな顔。写真はこうやって断片的に一人の人間を表現する。そこにある情報で見る側は、その全体を想像する。もしこの写真が、あたりまえのポートレイトのように、彼女を美しく撮ると、単純にこのこはキレイなこなんだと、思ってくれる。そういう意味で、その子がどういう子は、撮る側にゆだねられている。そのゆだねられた部分が、カメラマンの責任であり、自意識なんだと思う。
夕方撮影を終え、artphotosaiteブリッツにゆき、名古屋で開催する写真展で販売する特装版写真集のサインをする。その後8時半に、HARUKIと恵比寿で待ち合わせ。その後、K社の、若い編集者3人と池袋のすし屋で待ち合わせ。予約してあったらよかったけれど、店は満員。激食。
バーのママ。後ろにある猫のモノクロ写真は、沖縄で撮ったぼくの写真。
その後、新宿医大どおりにある、バーに全員で行く。11時半。そこで小説家の矢作俊彦と会う。短い打ち合わせ。単に、やる?やらない?の話。彼は先に帰る。
僕達は、満員のバーで2時ぐらいまでのみ散会しようと、店をでてタクシーをひろおうと思ったが、新宿の街からタクシーが消えていた。今年一番のタクシーの刈りいれ時。道路には立ちんぼうのように、タクシーを拾う客があちこちで待っている。あきらめ、ゴールデン街に行く。こどじにあかりがあるので、階段にあがり、閉めようとしていたママに写真集を渡す。
その後近くのバーに5時ちかくまでいて、散会。
なのにK社の連中(平均年齢25歳、男2人、女1)3人はラーメンを食いにいった。若いってすごい。
ゴールデン街のバーにて。
●横木安良夫写真集 「あの日の彼、あの日の彼女」
teach your children 1967-1975
文・角田光代
★2006年12月15日発売 アスコム 定価税込み ¥3,990
352ページ (写真324ページ) 大型本 モノクロダブルトーン ソフトカバー
アートディクレクション 原耕一
デザイン 渡邊隆雄 七郎 (トラウト)
★アマゾンにて購入できます。
★bk1
★e-hon
★ジュンク堂書店
★ライブドアBooks
天地21x24.5cm
●横木安良夫写真集「あの日の彼、あの日の彼女 1967-1975」文・角田光代詳細
●特装版
BlitzInternationalにて、ネット販売をしています。
●写真集に載っている写真のほとんどは、デジタルアーカイバルプリントとして販売しています。
●2007年1月19日~3月3日まで、オーチャード・ギャラリー・アート・フォト・サイト・名古屋で「Teach Your Children1967-1975}」あの日の彼、あの日の彼女展を開催します。
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