Caplio GX100 19mmワイコン & hana写真展
GX100+ワイコン(ワイドコンバーター) つきをGRDで撮影。内蔵ストロぼをポップアップしているが、ワイコン使用時にはストロボは使えないと仕様書にはかいてある。それはレンズが大きいので条件によってケラレてしまうからだ。(ワイドレンズのときにはよくやってしまうことだ)。もっともいろんな裏技で防ぐことができるが、それはこのストロボの構造上可能なことで、答えはそのうちということで。ですからこの写真は、ちょっとおかしいのであります・・・・・。
それにしても、コンデジとは思えないほどの迫力だ。GRD28mmワイドでデフォルメのせいではあるけど。
実際のバランスはGX100サイトで。
●さて、GX100にワイコンをつけると、24mm相当が19mmになるという。ベトナムではあまり細かいことを気にせず使っていたが、ちょっと詳しくみてみよう。
GX100には、ステップズームといって、24mm28mm35mm50mm72mmと、ズーミングガ刻まれ、短焦点のように固定して撮ることができる。ワイコンをつけた状態ではどうかというと、19mm22mm35mm40mm57mmになる。
一般の一眼デジタルもそうだが、今やズーム全盛だ。しかし漫然とズーミングして、フレーミングしているかぎり写真の上達は遅い。自分が常に、何ミリの状態で撮っているかを把握する必要がある。それは、レンズの画角によって、パースペクティブのつきかたが違うことなどさまざまな意味があり、それを意識するためだ。
カメラのフォーマットによっても、世界観がかわるように、レンズの画角によっても世界観が違う。何ミリで撮るかはただの記録写真でなければ、とても重要な写真の要素だ。そのためにも、ステップズームがついていることは評価できる。そして、MYセッティング登録にしておけば(2件できる)いつでも、スイッチを入れたときに、画角さえも好みのセッティングになるようにできる。
ワイコンの写真はべトナムでいくつか撮っているが、それは5月末に出版する「VietnamGXTraveler」で紹介します。もっともこれから、日本で撮る写真では紹介できると思う。
そのかわりというわけじゃないが、GX100、19mmでGRDを撮った写真を載せる。
さすがに19mmの世界はかわったGRDになった。
それとワイコンを取って、24mm接写でGRの背面ボタンのメニューボタンを撮影してみる。MENUOKの直径はわずか6mm。まだ余裕があり、1cmまで近ずくとこの背面ボタン全体、直径2cmがちょうど入るくらいだ。
GX100でGRDを撮る
CCDの小さなコンパクトデジカメが他のジャンルのカメラに絶対に負けない、2つの特徴、コンパクトであることと、接写に強いということだ。しかも簡単にピントが合う。CCDの大きなカメラの接写は被写界深度が浅く、ピントあわせが微妙で難しい。三脚を使いたくなる。GX100の場合、ワイド側24mmで1cm接写、テル側72mmにしても3cmまでよれる。実は1cm接写はかなり難しい。というのも被写体にぶつかりそうになるし、自分の影になりライティングも難しい。そういう意味では3cmぐらい離れられるテル側のほうが撮りやすいかもしれない。
●本日4月5日から11日まで(日曜休館)、銀座キヤノンギャラリーで、
hanaさんの写真展「サクラドロップス」が開催される。
やさしい、不思議な色彩感覚を持ったhanaさんのデビュー写真展だ。
photo by hana
フォトブロガーでもある、osampo hanaさんの、センスあふれるBlogは、こちら。
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