« GX100Vol.4 閑話休題 CReCo | Main | GX100 EVFとストロボ問題 »

2007.04.01

GX100 EVF について。

Gxroppongi
GX100 Roppongi 070331 CReCo

Gx100b
GX100 Vol.01 Vol.02 Vol.03 Vol.04

ベトナムに持っていった、GX100のベータ機。レンズキャップのヒモは、GRのストラップを分解してつけた。実はちょっとこれを気に入っている。レンズキャップをつけると、なんだか懐かしい昔のカメラのような気がする。僕は一眼デジカメに普段からキャップもフィルターもつけない。

GX100のEVF(エレクトリック・ヴュー・ファインダ)について。
EVFカメラといえば、一体型高倍率ズームをつんだEVF一眼デジカメというジャンルがある。僕は触ったことがないので、わからない。EVFといえば、僕が使っていたのは、ビデオカメラぐらいしかない。そんなEVF素人の僕のGX100のEVFの印象は、おもったよりずっと見やすいことだった。とはいっても光学ファインダーとは較べられない。いくらデジタル1眼のファインダーが、銀塩時代とはその性能に差があるといわれても、長い歴史のなかでつちかわれてきた、視認性はEVFの比じゃない。EVFは、どんなに目を凝らしても、デジタルのドット以上のものは見えない。そのうちもっと、倍率が高くなり(今はまだ50mm相当でも3分の2ぐらいの大きさだ、等倍ではない)画素数があがればかわるかもしれない。そういう意味で未来はある。今のところ、例えば人物撮影をしていて、ひいて全身を撮ったとき、その細かい表情を視認するのは、かなり困難だ。もちろん顔のアップだったら問題ない。細かいフォーカス感は、クローズアップのときには、かなり有効だ。コンパクトデジカメの純粋にカメラとしての最大の特徴は、深度の深い美しいボケ味のクローズアップを撮れることだ。これは、大きなCCDを持ったカメラにはぜっったいに表現できない世界だ。
Gx100evf
便利な、EVFもこうやってチルトアップし、ウエストレベルファインダーのように使うと、ストロボが使えなくなる。

さて、あまりよく見えないファインダーはデジタル時代の問題ではない。銀塩時代だって、クリアーなすみずみまで見えるファインダーは、なんといっても35mmカメラの独断場だった。だからこそ、35mmは動きの激しい、スポーツや報道写真、ファッション写真の世界で発展した。
しかし中盤カメラのファインダーは、美しく、雰囲気はあるが、35mmのようにクリアーに見えたわけじゃない。それより、すりガラスに映った、まるで魔法の像のように見えることで、写真という、現実を異化した世界に近いような気がした。僕が写真をはじめたころの、例えばハッセルブラッドのファインダーは、だからピントを合わせることが大変だった。しかも35mmより被写界深度が浅い。絞り開放で撮れば、ピントのあっている面はごくわずかだ。だから開放で撮るならしっかりとピントを合わせなければならなかった。三脚さえ必要だった。かっこよく手持ちで、ファインダーから目を離したりして、話すように撮るならば、大型ストロボを使って、絞りをF11とか16まで絞らなくては安心できなかった。そうだとしても、人間のような動く被写体のときは、表情を見るより、ピント合わせに忙しかった。それが解放されたのは、オートフォーカス時代になってからだ。
まして、4x5のようなビューファインダーのカメラなんてもっと難しい。しかもぼくの好きな、スーパーアンギュロン65mmf8のような超ワイドレンズをつけると、(そのレンズは実に美しく、周辺が落ちる)かぶりという黒布をかぶって、さかさになったファインダーを覗くと、暗く、ピントを合わせるのは至難だ。5倍のルーペを使って、部分部分を確認して、よしってかんじでピントを合わせる。ビューカメラはファインダーがないので、フィルムを装填したら、あとは想像で写真を撮る。目は、カメラを通してではなく、肉眼で見ることになる。・・・・・・。
実は僕は被写体をあまりよく見て撮らない。写真を撮るときには、よく見て撮れといわれる。もちろん動かないものは、よく見て撮ることになる。でも長く写真をやっていると瞬時に今撮っているものが何かがわかってきてしまうので、全体的な雰囲気を捉えることに集中している。
シャッターのタイミングも、全体を見ることはあっても、主題に関してはあまり見ない主義だ。狙って撮るより、自分の好きな、気分のよいタイミングでシャッターを切ること、もうそれは本能のように切る。大型カメラで数枚しか撮らないとき以外、狙って撮ることはない。
さて、GX100のファインダーのことだ。コンデジは基本的には携帯カメラと同じように、手を伸ばし背面ディスプレーを見ながら撮る。それはいかにも手軽でよいのだが、欠点はぶれやすいことと、連続して撮るとき、手が疲れる。そのてん、ビューファインダーは、カメラも安定するし、連続して撮っても疲れない。それに撮影に周りが見えなくなるので、撮影に集中しやすい。ただ、僕のようにめがねをしていると、太陽光が横からファインダーにさしこみ見にくい。そんなとき左手の平でカメラの横をささえるように、ファインダーに入る光を切れば問題ない。
GX100は、JPEGの連続撮影に関しては、GRDよりずっと早い。画像のオート確認を0.5秒にして連続撮影していて、読み込みが間に合わなかったことはない。そのへんはかなり進歩だろう。
このジャンルのカメラはこれから増えると思う。着脱式のEVF、このアイデアだけでもこのカメラはエポックメーキングかもしれない。そして、GRDは、趣味のカメラだが、GX100は、プロの仕事カメラになる可能性も持っている。
そのためにも、シンクロ接点が欲しいな。

Ikea_1
横浜、港北にある、スエーデン家具のアウトレット?IKEAに行った。巨大な倉庫のようなSHOP.日本の家具は種類も少なく、高かったが、ここでは従来の3分の1から5分の1の価格で、スエーデンのカジュアルなグッドデザインの家具を買うことができる。すごい。
**********************************
フォトブロガーから、写真家に転進した、hanaさんが、初めての個展、写真展「サクラドロプス」をキヤノンギャラリー銀座で、4月5日から4月11日まで、開催する。その後、全国のキヤノンギャラリーで巡回展。

これは、彼女の育った阿佐ヶ谷にある、阿佐ヶ谷団地を撮った写真だ。この場所は、もうすぐ消え行く運命だけれど、懐かしむため記録したというより、そこで生活した、そこで起きたこと、そこで夢見たひと、そんなさまざまな人々の記憶のなかの風景が記録されている。
今まさにサクラが満開、そして葉桜に変わるこの時期、この不思議な写真を是非ごらんください。
Hanasyashinten
フォトブロガーでもある、osampo hanaさんの、センスあふれるBlogは、こちら。


|

« GX100Vol.4 閑話休題 CReCo | Main | GX100 EVFとストロボ問題 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63473/14485487

Listed below are links to weblogs that reference GX100 EVF について。:

» 明室作業 [よしだんなのDiary]
 カメラ日和に入選(Click!)以来、丁度雑誌の特集がレタッチで有ったこともあり、よしだんなレタッチブームである。また、丁度そのブームの間、GX100の発表で知った、横木安良夫のblogでCReCo(クリコ)(Click!)として紹介されていた。CReCoは、Creative Controlの略で、横木さんとフォトブロガーのhanaさん(Click!)が考えた造語だそうです。... [Read More]

Tracked on 2007.04.01 at 11:44 PM

» Caplio GX100 [広島の結婚式・前撮り写真撮影は---BTR Photography---]
久々にほしいものを発見してしまった・・・[:見る:] ほしいものってゆーか、ほしいカメラです[:カメラ:] それは、4月20日に発売されるRICOHのCaplio GX100ーーーーー。 今日までAmazonでRICOHのGR DIGITALを買うと、5万ぐらいになるらしーから GRを買おうと思っていたんだけど、STOPがかかってしまいました!! 横木安良夫さんのブログや、田中希美男さんのブログにあるGX100の記事を読んでみて〜 絶対ほしくなるから。 惹かれた... [Read More]

Tracked on 2007.04.02 at 10:15 PM

» hanaさんの写真展【サクラドロップス】 [必撮!勤め人]
★4月11日迄、当エントリーをトップページに固定。尚、ブログの更新は通常通りに継続。 4月5日(木)から11日(水)まで銀座のキヤノンギャラリーでhanaさんの写真展が開催され、札幌と梅田に巡回。 キヤノンギャラリー銀座 4/5~4/11 10:00~19:00(日曜休館) キヤノンギャラリー札幌 5/14~5/25 9:00~17:30(土・日曜休館) キヤノンギャラリー梅田 8/2~8/8  10:00~18:00(日曜休館) *最終日 16時閉館 ※DMの画像 ... [Read More]

Tracked on 2007.04.04 at 11:52 PM

« GX100Vol.4 閑話休題 CReCo | Main | GX100 EVFとストロボ問題 »