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5 posts from October 2007

2007.10.31

RICOH GRDigital2 発表

リコーから、GRデジタル2が発表された。もっとも実は1ケ月ぐらい前に見せてもらっていた。あまりに何も変わっていないので驚いたくらいだ。でもそれがRICOHのGRDにたいする真面目さなのだろう。発売は11月中旬だ。GRDを既に持っている人にとっては、GRD2を買う理由はあまりないかもしれない。それほどGRD1は完成しているからだ。それでもGRD2実機を触ると、欲しくなってしまうかもしれない。やはり進歩の早いデジタルカメラ、2年間の進歩がそのまま反映されている。
詳しくはデジタルウオッチMg2h_front600
RICOHから写真
●コンパトカメラとしては、異例の2年ぶりのモデルチェンジ。多くの人に愛されたGRDは、2になって劇的に変わったものは何もない。春に発売された、GX100のようなショックはなかった。ただ、今回は、GRD1の問題点の解決と、この2年間の間に進歩したハードやソフトを正常進化したものだ。スペックの詳しいことは、そっちのサイトで見てもらうとして、僕の感想は、本当に使いやすい、コンパクトな28mm短焦点スナップカメラとして、完成したということだろう。僕には関係ないが、コンパクトカメラながらRawでどうしても撮りたいというマニアのたまに、4秒ぐらいで書き込みができ、2枚連続はだったら、すぐにできるようになったようだ・・・・。弱点だといわれた、堅牢性と、高感度のノイズは常用ISO400を目指したという。僕だったらGX100は、モノクロとスクエアーをマイセッテイングにして、GRD2は、カラーの3:4とスクエアーにマイセッティング1,2にを登録するかもしれない。なにぶんまだ、撮影はしていないので、どんな絵が撮れるのかは、明確ではないが、いやいや想像はできる、必要十分な性能だと思う。
見たとおり、正面から形は、GRD1とはほとんど変わらないが、則距窓(アクティブAF)を一つに省略したことぐらいしか、見分けがつかない。そっけないデザインがさらにシンプルんなった。きっと並べておいてもわからないだろう。
まあ、僕がなにより気にいったのは、コンパクトなビューファインダーかな。でもかなり高価だ。でもちょっとかっこよくて、絶対に欲しい。下の写真は、横浜美術館で発表されたとき、アクリルの上でディズプレイされたデモ機を、GX100で撮ったものだ。
きっとこれからは、GRD2とGX100の2台を持ってスナップすることになると思う。それと、大きくなった2.7型背面モニターは、とても綺麗だった。おまけとして、非公式だが、1001万画素にするために1/1.75インチにわずかにサイズアップされたCCDは、レンズはこれまでと同じ焦点距離なので、理論的にはわずかにワイドよりになっているはずだ。(もっとも誤差の範囲で28mmだけれど)
それと、電子水準器搭載、本当は世界初といいたいところだったけど、NikonD3に先を越されたと悔しがっていた。でもGRDのユーザーの建築関係の人や、いや画面上では十分楽しめるのギミックだけれど、マニアックで好きな装備だ。21mmのワイドコンバーターは当然として、40mmのテレコンも発売されるという。
●さてGRD2がでたばかりだが、2年後のGRD3がどうなるのか楽しみだ。それにきっと、違うシリーズで開発されれるに違いない(これはあくまで僕の私見)、フォーマットが大きなコンパクトカメラも、GRDやGXが売れることによって可能性が高まるかも知れない。なんてね。
Grd2bf
PHOTO by ALAO YOKOGI GX100
●久しぶりのBLOG。最近パソコンの前に座っていることが続き腰がいたいぐらいだ。そのためなんだかBLOGを更新する気がなかなか湧いてこない。でもまた、そろそろ再開しようかと思っている。
よろしくお願いします。

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2007.10.12

続 夕張 Photo

前回のBLOGで紹介した、『あの頃の炭都 夕張』著者、安藤文雄さんのお知り合いのかたから、安藤さんの今を教えていただいた。何と、この間のフォトジェニックポイントにも参加していたとのこと。
今は、「夕張写真サークル」の会長をなさっていてお元気だそうだ。
さて、夕張の写真の続き、今回はモノクロはGX100で撮り、カラーのほとんどは、Canonの40Dで撮影した。おいおいUPする予定であります。今日は先日GX100で夕張を撮ったモノクロを・・・。
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朝散歩したときに見つけた、枯れたひまわり。わざとハレーションを入れている。
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3匹の犬を散歩している婦人に出会った。会釈をして数枚撮った。その後30分ぐらいぶらぶら写真を撮っていたら、ホテルの前で再会。
Yuubari006
猫がぽつんと道路際にたたずんでいた。ボクは口笛と、そして猫の声色で呼んだ。すると僕を見て、寄ってきた。慣れているから飼い猫かなと思ったら、3メートルぐらいまで近づき、それ以上は寄ってこない。ボクはすかさず撮影をする。いやそうに猫は距離をもって歩きだす。僕も一緒に歩く。僕が立ち止まると猫も立ち止まる。しばらくほっておいたら、しばらく行った先で座った。ボクは再び近づく。猫は気にしているようだ。1mぐらい近づいて、ボクは腰を下ろす。それ以上近づくと逃げ出しそうだった。ボクはかカメラを地面すれすれにして、シャッターを切った。10枚ぐらい撮らせてくれた。この猫との微妙な距離感が、この猫の境遇を語っているのかなと思えた。

Yuubari3226_2

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2007.10.11

必見! 写真集 夕張 あの頃の炭都 

Tantofoto
●前回のBlogでも紹介したが、「あの頃の炭都 夕張」安藤文雄ほか著(河出書房新社刊)160ページB4サイズ。¥2400が、アマゾンから届いた。先日夕張美術館で見本を見て、すぐ気に入り注文した写真集だ。

●なんと、アマゾンのカスタマーレビューに編集の力量云々を酷評してあったが、なんでそんな評価になるのか信じられない。酷評の理由は年表に、1981年の北炭の事故が抜けている云々で、資料として価値がないなど決めつけているが、見返しのところに人身事故年表がきちんとついている。他に弱冠の誤字、脱字があるが単なる編集上のミスなのに、この素晴らしい写真集を全否定するような、レビューは疑問だ。ある種の匿名のことばの暴力にも思える。
●この本はあくまでアマチュア写真家、安藤文雄さんの夕張の写真集だ。ボクは★★★★★をつける。写真のほかにも年表や、いくつも興味深いエピソードが挿入され読み応えがある。編集はかなりきちんとしている。
もっとも文章を読みたいのなら、違う本があるだろう。これはあくまで写真集だ。
ぼくは、匿名でブックレビューは書かないので、誰かまっとうな評価のレビューをアマゾンに書いてほしい。こんな素晴らしい写真集がつまらないレビューで誤解を与えてしまうのは残念です。

●さて写真集のほとんどの写真を、1925年生まれの、安藤文雄さんが撮影している。編集の都合上、説明の意味で他のカメラマンの写真も挿入されている。
撮影年号から見ると、国策上石炭から石油に代わりはじめるた、1950年代から1960年代前半の写真がほとんどだ。夕張炭田の最盛期、一番賑わった時代のスナップショットだ。
その写真には、炭坑街の日常が確かな腕で活写されている。この頃の地方のアマチュアカメラマンがいかに優れていたかの証拠だろう。
●炭坑の写真といえばきっと新聞社などには、事故や事件の写真がたくさんのこっているのだろう。そうではなく、炭坑街の日常、生活者やその子供達の様子はそこに住む人間にしか写せない。個人的いえば、その頃の写真だけで構成するやりかたもあったろう。
1960年代以降、70年代の写真があまりないが、今回の編集で落としたのか、それとも安藤さんが忙しくなり撮影する時間がなくなったのか、それとも何らかの理由で、安藤さんの撮ることの情熱が失せたのかはわからないが、だからこの写真集には、没落してゆく炭坑の写真はないし、そして石炭採掘工場としての夕張の内部は写っていない。
テーマはあくまで、炭都の日常、最盛期の炭坑街の日常の記録だ。いや単なる記録なんかじゃない。ひとりのアマチュア写真家の捉えた写真のなかにこそ存在する鮮やかな日常だ。
いまや夕張は、過疎の町といわれているが、同じこの場所に50年まえは、炭都と呼ばれるほど、反映した時代があったことに驚くだろう。
今、単に夕張が財政破綻して全国的に話題だからということではなく、日本全体の象徴として、歴史に翻弄されたこの盆地の町の栄枯衰勢を、現在の夕張を訪れて、想像してみるのもよいだろう。
そしてカメラを持っているのなら、この写真集に写された、昔の栄華を想像して、写真を撮ってみたい。
いまや夕張の山々は自然の樹木に覆われているが、かつて雪の夜になれば、まるでクリスマスツリーのように、炭住の灯りで谷あいは包まれていた。それはまるで、滝廉太郎の「荒城の月」じゃないか。そんなふうにセンチメンタルな気持ちで夕張を訪れる。そのためにも是非見ておきたい、そして手元に置きたい写真集だ。
●これから18年かけて、夕張の市民は借金を返してゆく。そんな彼らにエールを送る意味でも、この写真集を手にしてほしい。

●写真集の構成は、
1子供の暮らし
2本町通り
3炭住と祭り
4雪の生活
5ヤマと鉄道
6炭都盛衰

●安藤さんは、大正15年(1925年)、夕張に生まれた。
 小樽中学から仙台二高に進み、昭和25年北大を卒業している。その後、禅宗の本山『永平寺』で一年間修行を積み、昭和27年(1952年)から実家の『禅峰寺』で僧侶を務めながら、夕張北高校定時制の教員を30年間務めている。昭和60年(1985年)に退職、子息とともに住職である。北海道写真協会会員。昭和61年から平成2年、平成13年から2年間の通算6年間、夕張市文化協会会長。……ところで今でもお元気なのだろうか?

●安藤文雄さんの他に、大﨑盛、田崎節郎、渡辺実氏が撮影している


Yuubari
2007.10.5 am11:43 夕張

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2007.10.08

071005Tokyo-Yubari フォトジェニックポイントin夕張

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071005 Haneda (写真をクリックすると拡大)
Haneda
071005 Haneda
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071005 Yubari004
「フォトジェニックポイントin夕張」
10月5日、6日、7日と北海道、財政破綻したという夕張に行った。1978年映画「幸福の黄色いハンカチ」の舞台だ。僕はあの映画を、リアルタイムで見ている。最後の黄色いハンカチのラストシーンが、夕張炭鉱だったことは忘れていた。ラストシーンのあの炭住は記念館になっていて、映画のラストシーンも流れていてとても懐かしかった。もう30年近く前、あの頃の夕張は今とは全く違う町だった。
●最近、最盛期の夕張の写真集が出版された。「あの頃の炭都 夕張」安藤文雄ほか
この写真集は素晴らしい。そこに写っている人々の表情がいい。僕もさっそくこう予約した。
●さて、ボクにとって初めての夕張だった。財政破綻、切り捨てられた地方の象徴のように語られているが、夕張はちょっと違うような気がした。それはかつて日本経済を支えていた輝かしい炭鉱地帯だったとう歴史からの没落だったからだ。国策は石炭から石油に移行し、最新工法の新炭鉱での事故。夕張は、炭鉱から観光へとシフトした。そこで作られた、無個性なテーマパーク。そして炭鉱法の失効。
今、夕張は過疎かもしれない。しかし、インフラは整い、美しい風景と、スキー場など、本当は多くの人をひきつける魅力的な土地だ。恵まれていたせいで、放漫経営をしてしまったとう結果でしかないだろう。それでもこれから18年間、切り詰めて地道にやるしかないらしい。
●さて、写真を撮るという点に関して言うと、文化遺産であるはずの、かつての炭鉱町であった風景はかなり消滅している。炭住や、工場など今あるものをどうにか遺すことは、急務だろう。それを、維持が大変だからと、単純に壊してしまえという短絡、夕張の歴史的な風景を捨ててしまうことになる。いまは、何もできないから、残っているけど、決して、「炭都」は、ダークサイドではなく、輝かしい過去の歴史だったのだ。そしてかつての反映の痕跡は写真にとっての一番の被写体。美しい夕張とは、新しい建物や箱物テーマパークなんかじゃない。市民たちがボランティアで頑張って居る姿こそが、彼らの財産なんだと思う。
●写真を撮る側のアイデアとしては、まだ残っている炭鉱後、炭住など、そのうちなくなってしまうだろう、現在立ち入り禁止の場所を、少人数の有料廃墟撮影ツアーを組むといいと思う。
●今回、ファットフォトのテラウチマサト氏に誘われて参加した。
当初、ハービー山口さんも参加するとのことだったのだが、急遽参加できなくなり、テレウチさんと僕以外は、皆若い写真家ばかりだった。最年少の嶋本麻利沙大和田良さんは、20代、他の人たち、在本 彌生さん、白井綾さん、大橋愛さん、塚崎智晴さん、丸谷裕一さんは30代と、まるで僕の子供といってもいい世代だ。皆でデジタルカメラで一緒に夕張で撮影し、2日目の夕方から、セレクトして、エプソンの5800でA2にプリントして、夕張美術館にて、10月7日から21日まで、参加した多くのアマチュア写真家たちとともに、写真展を開催する。なんとも、楽しい企画だった。ボクは、若い写真家たちの制作過程を見ることができて、とてもためになった。刺激を受けて一番とくしたかもしれない。
Yuubari001_2
10月7日 夕張
Yuubari002
夕張 図書館 10月7日 Distance to the HorizonShimamotomarisa
写真家嶋本麻利沙  Yuubari 071007
Hamamatsucho
浜松町 071007


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2007.10.03

2007年10月2日 横浜

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横浜(写真をクリックすると拡大します)GX100
Yokohama03
横浜
Yokohama02
横浜
Yokohama01
横浜
Yokohamay
横浜


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