GRDigitalⅡ40mmテレコン その1

GRDⅡ GV-2 + GT-1 1.43x + GH-1
( GX100にて撮影 72mm相当)
★40mmテレコン関連 その2 その3
●GRD2に、新たに40mm相当のテレコンが発売されたので使ってみた。
28mm相当の短焦点レンズが売りの、GRDだが、人物を撮ったり、ワイドくささがいやなときに、重宝するレンズだ。ただ装着するとかなり大きくなり、決して軽快ではない。ただ胴鏡部分を持てるので、両手のときはとても持ちやすい。まあ、片手でも重いと言うほどではないが、ずしりとしている。
もっともそれでも一眼デジカメから較べたら小さい。かっこうは、ミニ一眼といったいでたち、ファインダーをはずすと伝説のカメラ、オリンパスペンFに望遠レンズをつけたみたいだ。
●新しい小さなファインダー(GV-2)とテレコンをつけた格好は、決して悪くない。いや小さいながら見るからにカメラといった雰囲気で、女性の評判も悪くない、皆可愛いという。「どこが?」と思うが、最近の女性は決してファンシーなものだけが好きなんじゃないと思える。女性の男性化か。ライカが女性に人気があるのも同じ理由なのかもしれない。
さて今回は、Hawaiiで撮影してみた。
●巷で、このテレコン(GT-1)の逆光時のフレアー&ゴーストが問題になっていたが、たしかに条件によってはでる。
昔のレンズにはありがちだったが、透明なフレアーだったら、気にもならないのだろう。それが赤いので、問題視されているとうわけだ。まあ、僕は積極的に逆光も撮るし、フレアーやゴーストなどわざといれているくらいなので、ちょっとこれは変わったタイプ、何かに使えるかなっといった、ゴースト積極派でもあり、ぜんぜん気にしていないが、そういうことに神経質な人はオススメできない。メーカー製といえども、やはり所詮アタッチメントレンズ、完璧にはゆかないのだろう。僕のように旧世代の写真家は、完璧なものなんて最初から求めていないし、実は欠点は最大のメリットだったりすることも、多々ある。まあ、このゴーストが利点なわけはないと思うが、太陽を入れ込んだり、逆光の時には、何枚も撮るか、モニターで確認するしかないだろう。そういうレンズの癖を(欠点)を理解しながら撮るのも、実は写真を撮る楽しみだ。
まあ、僕はデメリットより、メリットを考えるし、プラスマイナスで、マイナスが多いのなら当然使わないだろう。あくまでもオプションレンズなので、自己責任を。あんまり完全を求めると、面白いものは出てこなくなるで、メーカーにプレッシャーをかけすぎるのも、なんだと思う。
しかしGRDにとってテレコンは最大の魅力だ。
なによりディストーションが少ないのが、最大の魅力。この点は、ズームのGX100はかなわない。このテレコン最大のメリットだろう。
●僕はこの40mmという画角が大好きだ。ちょっとワイド目の標準。これだったら縦位置の人物もかなり寄って撮れる。ワイドレンズは、最初は新鮮だけれど、やはり標準付近の画角は、人物や縦位置では使いやすい。
今回Hawaiiでは、テレコンをつけっぱなしだった。仕事上の人物もずいぶん撮った。それは今ここでは紹介できないけど、そのうちアップします。

Sandy beach

Waikiki beach

Honolulu ちょっとした具合で、赤っぽいゴーストがでることがある。

Honolulu ほとんど同じ条件だが、白いゴーストは出ても赤いゴーストはでない。

Royal Hawaian Hotel
全てGRDigital 2 40mmテレコン
●補足
僕は、太陽が画面に入った時のゴーストは全く問題にしていない。ちょとまえまでのテレビのハイビジョンカメラは絶対に太陽に向けてはいけなかった。CCDが焼きつくからだ。
昔から光源がレンズに入った状態は、ゴーストがでてあたりまえだ。とくにワイド系レンズはゴーストが出ても、コントラストの低下など影響は少ないが、望遠系はちょっと光が入ってもフラットになった。まあ、それはそれで使いようで、わざとフレアーを入れたりしたけれど。最も今回は、見たことのないような赤いゴーストが問題なのだろう。
●さて、プロのカメラマンは、基本的に仕事では、絶対に光源(太陽光)をレンズに入れるような撮影はしない。35mmレンズはかなりそんな点を改良してフレアーには強いが、中盤以上のカメラにとって、光源がレンズにはいることによる、フレアーは大敵だ。フレアーを切るのはアシスタントの重要な仕事だった。
光源をレンズに入れないように撮るのは、プロカメラマンの常識中の常識です。光源をレンズに入れるには、リスクがあるということでしょう。
●ところで、GRDのテレコンは、そんな強烈な太陽光が入ってしまう、基本的なときばかりではなく、雲から太陽が透けそうな明るい曇り空の逆光でのときにも、淡く周辺がピンク色になるときがある。室内でも窓を撮ったりして、光源が四隅にあると、起こりやすい。正直これは予想できない。
まあ、もっともデジタル時代、撮影するものはモニターではっきりと見える。ゴーストもきちんと液晶で見えるので、注意すればよいことだ。それに、どうしてもという場合は、簡単にレタッチできるので僕はさして気にしていない。
●現代のカメラ原理主義者の方は、そんなこんな、つっこみどころがいくでもあるので、あまり関わらないほうがよいコンバージョンレンズ。カメラは写真を撮るものなので。
●前にも書いたが、そういう枝葉末節のプレッシャーをメーカーに掛けすぎると、面白いカメラは生まれてこない。
特に、GRDやGX100のような、ユーザーの建設的な意見が反映するカメラは貴重なので、暖かい目で見る必要があります。
●最近は、ピンとも露出も、ホワイトバランスもすべてカメラがやってくれるので、ただシャッターを押すだけで写真が写ると思っている。そんなものちょっと前までは全部自分で決めていた。デジタル時代になり、中身はブラックボックス化して、なぜ写るのかさっぱり分からなくなっている。
●カメラはしょせん機械。しかも完璧なんてありえない。それがクルマのように命に関わるものなら、リコールは当然としても、カメラやレンズの欠点などは、ユーザーが工夫して使って行くものだ。何より、こうやってインターネット時代、カメラやレンズの癖や欠点がユーザー間で公開され共有される時代、知っていればよいことだろう。
●個々のカメラの癖を知る。そんなこと、かつては当然だった。そのカメラに慣れるのに何ヶ月もかかるなんてこともあった。そしてそのカメラやレンズを買った人はそれは、自分のもの。僕らのようにさまざまなカメラをテストしてあれこれ文句をいう次元と違うはずだ。せっかっく所有した自分の道具、愛情を持って付き合ったほうがよいと思う。できの悪い子ほど可愛い。なんて言ったらRICOHに怒られるかもしれないけど、メリットも沢山あるのだから、ほしい人は使えばいいということで。






















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