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2008.03.10

NewCamera RICOH R8 その1

RICOH R8 その1  その2があります。
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内容はRICOH R8のサイトへ

●RICOHから、新しいコンパクトカメラ、RICOH R8 が発売された。驚いたことに、Caplioという名前がなくなっている。GX100に、Caplioとついていたことが、悪評だったことはあったとしても、Caplioブランドを、RICOHが捨てたことは驚きだった。いや、まだどこかに残すのかは、不明だが。これで新しいGX100は、RICOH GX100になるのだろう。RICOH は、GRD、GX,Rという、シンプルなラインナップになってゆくようだ。
R8は、RICOHのなかではパーソナルスタンダードという、ジャンルのカメラで、他メーカーのコンパクトデジカメとの真っ向勝負の主力製品だ。それが、デザインを、GRDやGX100と同じコンセプトのデザインに変えてきたことに、自社のカメラのポジショニングを明確にしてきていると、RICOHは、ちょっとわかってきたのかなと思えてしまう。
●というのも、コンパクトデジカメのデザインは、これまでファンシーなものが多かったが、特にRICOHのRシリーズは女性向け、ファミリー向け、子供向けのデザインだった。それが突然のスパルタンなカメラらしいデザインになった。これは僕の、持論だけど、今やカメラは、カメラらしいものが求められているのではないかということだ。カメラつき携帯が、これだけ普及したことにより、ただ記録したのであれば、携帯カメラで申し分ないからだ。それなのに、例えば一眼レフがほしいのなら分かるけれど、わざわざコンパクトデジカメをほしいと思う層は、携帯デジカメに飽き足らない、コンパクトといえども、カメラがほしいのではないかということだ。ファンシーな、例えばラインストーンでドレスアップしたりするなら、もうそれは携帯で十分に満足している。だからカメラに、ファンシーさよりも、皆カメラらしさを求めているのではないかということだ。それは男性も女性も関係ない。
●かつて女性向けというものがあった。車だって軽自動車にファンシーなものがあった。今でもあるのだろうか。女性は、かわいらしいものが好きだから。という。実際それで売れたのだろう。携帯はいまでも、多くは女性が好みのデザインが多い。
●ただ、今の時代、わざわざカメラを買う層は、純粋にカメラがほしいのではない。カメラを持っている姿、特に女性の場合だが、それがかっこいいのだ。
●ちょっと、僕のまわりの少ないサンプリンだが、デジタル一眼レフ入門機は、ニコンがキヤノンより圧倒的に女性に人気だ。いってみれば、EosKISSDとNIKON D40 50 80などだ。KISSはあくまでファミリー向け、初心者向けのデザインだ。一眼レフとしてはファンシーだ。いや、デザインより、そもそもKISSは、初心者向けだ。ニコンは小さく、コストを下げただけで、上位機種とさほどデザインやイメージが変わらない。僕が以前、KISSDが気に入って仕事でも使っていたが、若いカメラマンは絶対に使わないといっていた。そんなの編集者や、被写体になめられるからだ。僕ぐらいも、そんなこともうどうでもいい、ベテランだから許されているだけだと、たしかにNIKONのD40を使っているときは、誰も安い一眼だと気づかなかった。
●今や、デジタル時代になり、一眼レフカメラは以前から較べたらずっと身近になった。写真を撮る楽しみが何倍にも拡大した。女性が一眼レフを首からさげている姿も、日常的に見かける。そして彼女達は、たいていがNIKONかCanonの中級機だ。それはきっと、コンパクトと同じように、いくら安価な一眼だといっても、(現代のほかの電化製品からくらべたらそれでも安くない。較べるほうが悪いか)、彼女達は、本物のカメラが欲しいからだ。
●話がとっちらかったが、結論は、R8のデザインが必然だということであります。

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RICOH R8 (写真をクリックすると少し大きくなります)葛西臨海公園駅

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RICOH R8 葛西臨海公園

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葛西臨海公園の観覧車 駅のホームから R8 (すべてCReCoしているので、あしからず

●さて、R8のインプレションだ。デザインは僕は大成功だと思う。男の機械、それは今や女の機械でもあるからだ。GRDよりも横幅がひとまわり小さい。グリップがあるが、右片手で持つときの親指の場所が安定しない。僕はコンパクトデジカメは液晶を見て撮影することが多いので、片手撮影が基本だと思っている。そういう意味では、GRD2もGX100もとてももちやすい。僕は自転車をこぎながらスナップすることもあるが、片手でしか当然撮れない。R8に限らず、このサイズの以下のコンデジはどれも、片手で持ちづらい。皆、銀塩時代のように両手で持つものだと思っている。最近は強力なブレ防止も入っている機種もあるのにかかわらずだ。僕はコンパクトカメラは、人差し指でシャッターを押し、ボディは中指と親指で支えるものだと思っている。R8の場合、両手で持つときはよいけれど、片手でもつには中指と親指が力学的にずれている。結局僕は、アジャストボタンと液晶のヘリに親指をかけて撮っている。これが一番安定するし、指をずらすことなく、Powerボタンも押せる。
R8は、GRD2と較べて、いやGX100と較べて、1000万画素ながら、CCDが弱冠小さい。バッテリーもGRD、GX100とは違う、今までのR7と同じ、弱冠コンパクトなタイプだ。ズームは35mm相当で、28mmから200mm。これは実用的にはとても、使いやすい。しかもきちんとステップズームが選べる。当然、GRDと同じように、機動時のセッティング、マイセッティンが2つ選べる。いたれりつくせりだ。画像もコンパクトデジカメとしては申し分ない。それに40万画素の液晶も見やすい。GRD2よりも良いものが奢られている。マア残念なのは、十字キーじゃないことぐらいだろう。小さいので各種ボタンにさわってしまう。僕のようないろいろなカメラを使う人間にとっては、頭がこんがらってしまうこともあるが。ばんばん使って慣れるしかないだろう。

その2に続く

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