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2008.06.25

RICOH GX200 新発売&ウラジオストク

6月24日、RICOH GX200が発表された。
人気だったCaplio GX100の後継機だ。
ユーザーの要望どおりCaplionが取れ、RICOH ブランドのみになった。
GX100発売から14ヶ月で新型だ。コンパクトカメラとしては、
GRデジタルについで、モデルチェンジのサイクルが長い。
それだけ前機が評価されていたということだろう。プロの間でも人気だったからだ。
GX200は、表面的にはなにもかわっていない。
外観上は、RICOHの文字と、GX200がそれとわかるぐらいだ。
他にパッシブフォーカス?の窓がなくなった。内容的に大きな違いは、
1200万画素になり、液晶モニターが46万画素になり、水準器がつき、
ディストーション補正が加えられた。さまざまなユーザーの意見を取り入れた正常進化だ。
実はなにより、驚いたのは、別売りの、自動開閉式キャップだ。
はじめてみたとき、笑ってしまった。ファニーだからだ。でも、
この簡単な仕組みで、GX100の不満がふきとんでしまった。
やればできるじゃないか。これはGX100にもつく。一度使い始めると便利で、
離せなくなる。デザインがまだ、つきつめられてはいないがガンダム?
ぽくて、実はとても成功している。飛び出すときの様子は、ちょっとエッチぽくていい。
たしか1000円台後半の値段だったとおもうけど、GX100ユーザーは絶対に手に入れるべきだ。
今回は、135mm相当テレコンも発表された。テレコンズームにはならず、
装着すると135mm相当固定焦点になる。でも、この画角は強力で、
スナップしているときなど、被写体と距離もとれるし、人物もアップにすれば、背景がボケる。
Ricoh_gx200
RICOH GX200 ウラジオストク撮影機 パーマセルで文字をかくしている。といっても、僕は普段からカメラの文字を隠すのは普通だ。

●さて、先日ロシアのウラジオストクに行ったと書いたが、今回はそのほとんどの写真をGX200で撮った。
実際はバックアップに一眼を持っていたが、わずかしか使わなかった。2台のGX200は、
ぞんぶんその性能と機動性をはっきした。二台を首と肩にかけても、なんと楽なことか。
しかもおおげさじゃない。カメラを持っていることなんで全然気づかれない。
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早朝ウラジオストクの港から、フェリーボートでルスキー島(ロシア島)に向かった。
どの写真も、クリックすると拡大します。

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フェリーボーの上で、老人が何かを聞いている。135mm相当、テレコンをつけて撮影。

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ウラジオストクは、かつてソ連太平洋艦隊の軍港だった。
そのため1991年まで外国人ばかりか、ロシア人も許可がなければ入れなかった。
100年ぐらいまえには、日本街があり5000人ぐらいの日本人が住んでいた。
かつては浦塩と呼ばれ、人とはとても近い国だった。
なにしろ新潟からジェット機でたった一時間半の距離だ。
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9年ぶりに訪れたウラジオストクは、さまがわりしていた。
前回の99年は、その前年、市場経済になったロシア経済は破綻し、
商店にはなにもなく、最悪のころだった。それは今は、石油産出国として景気はいい。
食べ物も劇的にうまくなった。これはただ野菜を焼いただけで、
朝食にだたものだけれど、センスとサービスを感じた。

ウラジオストクのTEXTは、6月6日のBlogを読んでください。

デジカメWatch GX200NEWS
デジカメWatch GX200発表会 ニュース

●今回の写真は、7月10日発売の、
ニッケイスタイル「REAL」誌
で紹介します。それには、
僕が書いた小説「軍艦の墓場へ」という、恋愛小説がついてます。

★AWBは、撮影においてG傾向にころばせています。


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Comments

GX200の液晶が3型だったら良かったのにね?!老眼が進んでいる私です?!(笑)

Posted by: kashin | 2008.06.28 07:43 AM

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