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2008.10.01

ShINC Project 01 ¥3000で、写真売りましょ!買いましょ!展 2

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ShINC project 01 \3000で、写真売りましょ!買いましょ!展
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ShINCproject詳細

ShINC Website工事中
10月21日(火)~11月3日(日)

●ShINCプロジェクトの第一弾として、「¥3,000で、写真売りましょ!買いましょ!展」を開催します。
せっかく、オリジナルプリントが、認知されてきて、価格も上がってきたと喜んでいる写真家たち、そんなさなか掟やぶりのイベントです。もちろん銀塩プリント、デジタルプリントのどちらでもOKです。

Gallery CosmosWebsite■

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幻の写真雑誌Sh.I.N.C(シンク) から20年 五味 彬 と 横木安良夫のセッションとしてShINK Projectです。
旧 Sh.I.N.Cは、オンライン古書店 東京図鑑<映像・画像>で、買い求めることができます。
Shinc


■「¥3000で、写真売りましょ!買いましょ!展」に
デジタルプリントで、出展するかたへのヒント

銀塩写真には、それほど多くの種類のフィルムや印画紙があったわけではありません。
特に技術の習得に時間がかかるため、一度これと思ったフィルムや印画紙は
皆、かなり長い間、使い続けることになります。
そういう意味では、その特徴、癖を完全に自分のものにするために使い倒したものです。

■ところがデジタルになると、フィルム替わりになるデジタルカメラは、その写り方はカメラの種類だけあるようなものだし、その設定からいったら、描写は無限ともいえます。
そうなると、銀塩時代のようにひとつのものを、ずっと使い込んでゆくといったことをしなくなってしまいます。
そのたびに、ベストなものをチョイスして、作るものがいつも違うものになる傾向になりがちです。

■しかし、それがデジタルなのかもしれません。
だったら逆手を取って、いかにもデジタル的なやり方で、写真をもっと自由にプリントするというのも悪いことじゃないでしょう。
●銀塩プリントにしても、60年代森山大道さんのプリント法を見たとき、それまでプリントはトーンをだして奇麗に焼くものだともっていたので、こんな風にプリントしてもいいんだと、驚いたものです。

■デジタルプリントの本当の面白さは、思い通りのプリントを作れるということです。
ハイコーリティのプリントというよりは、
制作者の意思が入った、プリントが自由にできるということです。
それは、きちんとコントロールされた、1点ものの印刷物といえるでしょう。

■まずは、ペーパーを選びます。
いまやインクジェット用のペーパーはかなり多くなりました。
今回、イベントを開催するギャラリーコスモスには、コスモスインターナショナルという、さまざまなインクジェットのペーパーを扱っているSHOPが2Fにあります。写真やコンポジット入れるファイルも豊富です。

■実は、特別変ったペーパーを使わなくても、いろんなやり方のデジタルプリント法があります。
具体的に言えば、紙じたい、ペーパーのベース自体の色調のコントロールです。

通常、上質紙は、少し黄色がかった紙が多いのですが、通常のペーパーはヌケをよくするために、かなり白いものが多いようです。
光沢のペーパーで、ラチチュードを最大にするためには、白いペーパーは有効です。
個人的には、光沢プリントは、ラムダプリントのようなレーザーで露光する、銀塩カラープリントのほうが高品位だと思っています。フジのクリスタルペーパーは、表面がガラスのようです。

■インクジェットプリントは、僕はマット系、バライタ系のペーパーが好きです。
銀塩時代に、マット紙で今のような、高品位、ラチチュードのあるペーパーはありませんでした。
その数は、驚くほど豊富です。
ただ、通常のペーパー、例えばエプソンだったら、フォトマット(顔料専用)や、キヤノンのプレミアムマットは、アート紙ほどふうあいはありませんが、いい線をいってます。惜しむらむかな、白すぎる。

■そのため紙の色をコントロールするため、プリント2度すりは一つの方法です。
もちろんモノクロ写真のときにも効果的です。
紙の色調をまず、自分で作ってしまうというのです。
僕は、極弱いイエローをまずは全体にプリントして、それから普通にプリントしていました。

■今は違う方法でプリントしています。二度刷りではなく、一発刷りですが、全く同じ効果になる方法です。
フォトショップを使って考えれば、誰でも思いつくことです。
ちなみに僕は、フォトショップエレメント7.0を使っています。昔は普通のフォトショップを使ってましたが、今はエレメントでも十分すぎて、できないことはありません。もっともその機能の0.01%も使ってないと思います。

■そういうわけで、もっとフォトショップと格闘しましょう。
といっても、合成したりすることではありません。もちろん合成してもよいのですが。見破られないように完璧に。
要は、きちんと写真に見えればいいのです。
写真に見えるかどうかは、多くの名作を見ることです。銀塩時代だって驚くほど、さまざまなやり方がありました。
デジタルは、一度01に世界を解体しているので、写真を撮る側も、再構築することに、シビアであるべきです。
デジタルカメラの、画質や、色調、世界観は、あくまで銀塩を見本として作られているからです。
カメラ技術者の再構築した世界は、あくまで基準で、もっと自分の世界観を再構築するべきです。

でも、やりすぎて、絵になってしまったら、写真の魅力は半減してしまうでしょう。
ぎりぎりいつも写真に見えることを念頭にさまざまなテクニックを編み出すことです。
写真というメディアの最大の武器は、思いついたら一人で、すぐに実行できるのです。

■高画素カメラでいくら精緻に描写できたからといって、
その写真がおもしろいわけではありません。そんなこと、銀塩時代から皆知ってました。
情報が多ければ、多いほど、ものごとは伝わらないからです。
情報の少ない、モノクロ写真や、ポラロイド、トイカメラで撮った写真が、
なぜか気持ちに届きやすいのは、情報量が少ないからです。

かつて僕は8x10を良く使いました。どんな美しい人も、拡大すると毛穴の一本一本が写ってしまうのです。
だったら開放にしてピントを浅く(8x10の真骨頂です)して、やわらかな描写で撮るとうことになります。
8x10のポラロイドだったら、もっと細部は省略され、言い換えれば情報が落とされ、とても雰囲気のある写真になりました。

■今、2000万画素以上のデジタルカメラで普通に撮ると、同じようにどんな美しい女性の肌も、8x10と同じように、産毛や毛穴が描写されてしまいます。だからそれを省略するため、せっせとフォトショップで美肌化しているのです。

■脱線 そういうえば、昔初めてみたころのハイビジョンは、その精緻さを誇るために、肌の質感をかなりリアルに描写していました。テレビのメイクが変わるといわれたものです。
最近大型テレビを見るたび、肌にエフェクトがかかったように、滑らか系にしているなって思えます。なんだ、結局は情報を落としいるのじゃないかと。

■さて、僕はプリントで、自然な色を再現しようなんて思ったことは一度もありません。
記憶色とも違います。そうではなく、自分の思い通りの色、自分が写真のプリントとして、望みどおりの色になるように、格闘しています。

■描写も、克明に再現するより、どうしたら魅力的、挑発的にプリントできるかばかり考えています。

・・・・・支離滅裂ですが、長くなりすぎるので、このぐらいにして、
写真とは世界という無限の情報から、ぎりぎりにそぎ落として見せるミニマムなメディア」です。


■デジタル写真は、銀塩のようになりゆきはほとんどありません。
なるようになるではなく、やるようになるなのであります。

■今回の「¥3000で、写真売りましょ!買いましょ!展」は実験です。

いつもだったらできない思い切ったデジタルプリントを作ってみてください。
基本的には、壁にかざるものです。
プリントしたら自分の家の壁にまずピンナップしてみることです。
そこからがはじまりです・・・・。

僕と五味彬の出会いについて

☆☆☆☆☆
10月3日(金) pm6:30- hanaさんとトークショーをやります。      お酒でも飲みながら、楽しくやりましょう。

hanaさんが、
SIGMA DP1で撮った写真展「SO-CO-i ra~ソコイラアタリ~」 を
9月26日から10月13日まで開催中です。

08.9.26-10.13 UP FIELD GALLERYにて

Hana0926
10月3日(金)に、私、横木安良夫とhanaさんとで、トークイベントをします。¥500(ドリンクつき)
どうぞお誘いあわせのうえ、遊びにきてください。

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Comments

トークイベント是非参加したいです。
ところで、10/4の記述もありますけど、
10/3だけなのでしょうか?
スミマセンちょっと確認致したく

Posted by: いはら | 2008.10.03 06:43 AM

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