第一回RICOH泊りがけ撮影会 11月15日16日決行しました。
RICOH協賛の、泊りがけ撮影会&ワークショップを11月15日、16日にかけて行いました。
RIOCHファンのための初めての撮影ツアー。その報告です。
最後に、大内宿での記念写真
●15日早朝、集合の東京駅周辺はどんよりとした雲に覆われていた。これからバスで4時間、目的地の福島県猪苗代に向かう。予定より10分早く、全員が集合したので出発。今回の参加者は、17名、予想よりちょっと少なめだったが、世間の諸事情もあるのだろう。僕の周辺では日にちが合わなかったものが多かった。それでも、17名と講師3名、RICOHから3人が参加して総勢23名、バスの運転手さん、リステル猪苗代のSさんを含めて25名で旅は始まった。参加者は女性6名、男性11名。5名グループ、3名グループ以外、全員1人参加、一人部屋希望だった。
23名でも、全員の把握はなかなか難しく、当初予定のの30名近くきたら、ちょっとたいへんだったかもしれない。なにしろ、泊りがけの撮影会とワークショップ、やったことがないのでそんなスキルがあるわけではない、すべて手探り状態だった。ただ、主催を旅行会社しきりにしてもらったので、そういう意味ではとてもスムーズに進んだ。
首都高速を抜け、東北自動車道を一時間ほど走ると、事故渋滞に巻き込まれた。約40分ノロノロ運転。二度のトイレ休憩、那須高原サービスエリアを出ると、集合のリステル猪苗代に到着が30分遅れになる。そこで、貸し出しカメラと、直接ホテルに集合したRICOHのFさんと、寝坊して直接ホテルに来たHさんをピックアップ。
関東地方はどんよりと、厚い雲に覆われていたけれど、福島、会津地方は、快晴。素晴らしい晩秋の景色が広がっていた。今年は紅葉も遅く、素晴らしい景色だった。向かうは、最初の目的にラーメンで有名な喜多方。
(写真をクリックすると、拡大します)
撮影中のSさん
8月にロケハンに喜多方に訪れたけれど、ぶらぶらと2時間半、各自昼食をとり、町を散策。観光地ながら古い町並み、特に路地に入るとフォトジェニックな場所がたくさんあって、撮影時間がたりないぐらいだった。天気がよく、光と影の表情がすばらしく、皆撮影に夢中になった。撮影のテーマは、光と影を見ること。
撮影時間を延ばして、次の目的地、新宮熊野神社。いわずと知れた和歌山県にある、新宮熊野神社の流れだ。ここは、長床という建築物が有名だ。前の撮影が押したので、着いたら山の陰になって、少し薄暗かった。実は、なんと、宝仏殿に、ご神仏2体が公開されていた。かつては、見たら目がつぶれると言われ、900年間誰も見たことがなかったが、それを見られる。素朴な木彫。写真を撮るのもOKだった。
●ホテルリステル猪苗代にバスで戻ったら5時ちょうど。チェックシンしてすぐにワークショップの準備。参加者は、写真を3点選び、それを講評。そのまえに、講師が撮った写真を見せる。
プロジェクターで投影しながら、褒めた。参加者のなかから、「わたしは褒められて育つタイプ」という意見があり、・・・・できるだけ褒めた。でも、実はとてもレベルが高く、天気もよかったと思うが、だれもが狙いがしっかりしていて面白かった。コンパクトカメラで撮ると、カメラに頼ることなく被写体との距離感、発見がはっきりしているからだろうか。
●7時20分ぐらいまで中断。夕食にした。B1の宴会場でバイキング。このホテルのバイキングは充実しているので食べすぎ。8時過ぎから、今度はお酒の飲みながらの写真の講評の続き。そして8枚の写真を、選んで表彰。その後は、10時ぐらいまで、宴会。そして部屋で2次会。1時まえぐらいまで、もりあがった。
●翌朝、僕は8時に食事をした。ほとんどの人は、すでに食事を終え、温泉に入ったり雨のなかホテルの周りを撮影したりしていた。昨日があれだけ、晴れていたので、ホテルの高層階から雨の紅葉の景色をながめながら、写真談義。
雨は、雨の楽しみ方、写真のとり方があると話す。だからあいにくの雨ではなく、恵の雨ともいえる。
10時に出発して、まずは雨の猪苗代湖。カモと白鳥がけぶった湖面に浮いていた。
それから、この日のメイン、大内宿に向かう。1時間半ぐらいかかったろうか。と、着いたらバスの渋滞。
駐車場に入る前に、下りた。
5秒のインターバルで撮影。カメラは小型三脚に固定。GX200 記念写真を撮るとき、セルフタイマーを使うが、僕はインターバルで撮ることが多い。できれば、1秒インターバルがあるといいんだけれど。もう一台のカメラで、ガイドのSさんに撮影してもらう。彼の靴が入っている。
晩秋の大内宿は、小雨ながら人が溢れていた。全体が見張らせる場所に上り、そのご昼食を食べる。評判のねぎそばは、誰も注文しなかった。なにしろ、そばを、長ネギまるのまま、それを箸にして食べる。うーん想像できなかったけど、食べている人を見たら、そのまま。ちょっと間抜けな食事風景、あんまりあんな風に食べたくないなとおもいつつ、僕は岩魚の天婦羅そば、観光地とは思えないほど美味だった。
ここで2時間半。2時半に集合して、記念写真を撮った。
今回の撮影ツアー、とても楽しく、参加者もためになったとごきげんだった。
いろいろ反省点もあるけど、やはりこうやって、直接一緒に撮影するのは、とても楽しい。また、第2回、3回と続くと、本当に楽しいと思う。
The comments to this entry are closed.
Comments
ワークショップにホオズキの写真をだした者です。お世話になりました。
皆さんの写真やウラジオストクの横木先生の写真を沢山観ることができ、また白井先生・丸谷先生から違った視点での講評を聞いていて、「こういうワークショップでいいな」と思いました。
特に食事後のワークショップはアルコールも入り先生の講評もキワどく(鋭く?)みんなも打ち解けてワイワイ話ができたように思います。
また、こういう機会があったら是非参加したいなと思います。
それまでには、もっともっと写真を撮って見返して考えて、また撮りたいです。
ありがとうございました。
Posted by: ぶう | 2008.11.19 09:56 AM
季節柄、、同窓会=忘年会 でしょうか
ネギそばは、予想以上に美味しかったですよ。
Posted by: バート | 2008.11.19 01:05 AM
同窓会?って、忘年会ですか?
ねぎそば、みただけで躊躇しました。おいしかったのでしょうか。それとも、旅の思い出?
Posted by: ALAO | 2008.11.18 12:33 PM
5人組代表です。ツアーありがとうございました。色々とご指導頂き、本当に有意義な撮影旅行でした。
2日目の写真で同窓会でも出来れば楽しいですね。
ところで、「ねぎそば」召し上がらなかったのですね。私、食べました。お店で食べ方を教えてくれましたが、あれは、普通に箸で食べるようにするのではなく、丼を口に近づけて、お茶漬けの要領でネギで蕎麦をすするのが正しいようです。私が入った店の丼は、寸胴型でその食べ方に最適な感じでした。
Posted by: バート | 2008.11.18 12:19 AM
遅れたHです。遅れてきて早く帰ってしまいましたが、楽しく写真が撮れました。ありがとうございました。
Posted by: KH | 2008.11.18 12:15 AM
先日は本当に楽しい撮影旅行でしたね。
写真に興味を持ち始めたのが、つい二ヶ月ほど前からなので、本物の初心者でしたが、楽しくて我を忘れて撮りまくっていました。
えーーっと私は同行させていただいていた、コメント的には、主人のGR1を鎌倉で盗られた例の者です。
そして広重の浮世絵のような雨が撮りたいとも言っていた…
いろいろご教授いただきありがとうございました。
ミクシイもやっているのですが、まだ写真の整理も出来ておらず、恥ずかしい限りなので…
しっかりUPできましたらまたご連絡致しますので、お訪ねください。
Posted by: sakko | 2008.11.17 10:35 PM
sotoさま もちろんトラックバックOKです。
Posted by: alaoyokogi | 2008.11.17 05:38 PM
お疲れ様でした。
撮影旅行も大変盛り上がった様で、ブログを見て、参加した気分を味わっております(笑)。
今回は残念ながら参加出来ませんでしたが、またこういう機会とタイミングが合えば、その時は是非参加させて頂きたいと思いました。
前日の忙しい中にも関わらず、私の様な無理を言ったメールにも、丁重に返信頂いた事、凄く嬉しかったし感激しました(涙)。
本当にありがとうございます。
追伸:私のやってるブログで、横木先生のクリコについての記事と、キャンデッドフォトについての記事を、トラックバックさせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
Posted by: soto | 2008.11.17 03:11 PM