« 久しぶりに、GX200でスナップ | Main | ShINCセミナー「5600万画素、高解像度カメラ」 »

2009.02.18

DACCOを撮る

Img_9202_820

不自由の象徴と

自由の象徴とが

ときに 

狂おしいくらい

同じ物だったりする

『車いす』

『赤い靴』

『外』

両足では歩けない私は

靴が好き

そんな矛盾の 
中にしか 存在し得ない幸福が
名の無い私の立ち姿、
だったらいいな、と、思います。   

by DACCO

Img_9220_820
photo by ALAO YOKOGI

「だっこ」こと、朝霧裕さんとであったのは、
3年前、すがやあゆみさんのともだちとしてだった。
その間、ライブとか僕の写真展で何度も会っていたけれど、
きちんと向かい合って撮ったことはなかった。
2月のはじめ、だっこから、「20代最後に写真を撮って」と。
月曜日、埼京線、東北線と乗り継いで、さいたま新都心に行った。
さいたまアリーナのある場所だ。
だっこは改札で待っていた。介助は、いとこの女性。
コーヒーを飲み世間話をしたあと、撮影。
だっこは僕がかぶっていた帽子が気に入り、
同じよなものを巨大なショッピングセンターで買うことにする。
そしてまた、撮影。そしておいしいハンバーガーを食べる。
そのあと、だっこの住むアパートに行く。歩いて20分。以上。
電動車いすは早い。ついてゆくのがやっとだ。
たいていは、バリアフリーで問題なく進む。
でも、アパートの前には、数段の階段。アルミ製スロープをわたし、のぼる。
次は、玄関にだっこの父親特製の、厚い板のスロープで、部屋まで上陸。
台所と、部屋はふたつ。奥の部屋は、介助さんが寝泊りする。
寝泊り?だっこは24時間介助の生活をしている。
言葉ではわかっていても、現実を見て少し驚く。
Img_8970s

Img_9080s
部屋で写真を撮り、くつろいで、そして夕方に近くの公園で、ふたたび写真を撮る。
「赤いクツとだっこ」
それは、僕が以前撮った写真をだっこが好きだと言ったからだ。
Img_9158_820
だっこが好きな写真と言ったのは、この写真。

夕日がとても奇麗だった。

第6回彩の国 ゆめコンサート

|

« 久しぶりに、GX200でスナップ | Main | ShINCセミナー「5600万画素、高解像度カメラ」 »

Comments

素敵ですね!!☆

私は自分を上手く表現できる人が
羨ましいなぁ~と思います。

Posted by: ぬまっち | 2009.02.18 03:40 PM

The comments to this entry are closed.

« 久しぶりに、GX200でスナップ | Main | ShINCセミナー「5600万画素、高解像度カメラ」 »