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1 post from August 2009

2009.08.15

本日BSジャパン「写真家たちの日本紀行」横木安良夫 益田市

●第二回、本日pm7時半より、BSジャパンにて放映!  前回の再放送は、pm2時~

2週間のヨーロッパロケから帰ってきて、飛行機のなかで爆睡できたのと、帰国した日は深夜までやることがあって頑張ったので、時差らしいものを感じないと思っていた。昨日の朝は、いつものように8時ぐらいに目が覚めた。ぱっちりと目が覚めたのに、眠い。夜は1時過ぎに寝た。8時に目が覚め、おきるつもりだったら、また寝て11時になってしまった。つらい時差ではなく、カンファタブルな時差。
●ロケ中、「写真家たちの日本紀行」の一回目の放映が8日にあり、当然見てなかったが、その分のDVDが送られてきて見た。自分が映っている番組はきはずかしい。えらそうなこと言ってるなとか。それでもうまくまとめてあったので、ディレクターの力量を感じた。
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そのなかで、最後に僕が、「未来に残した日本の情景」に選んだのは、ばんりゅう湖の写真だ。
益田市のなかにある、市民のいこいの場所?カップルでボートに乗ると絶対にわかれるといわれている、神秘的な湖。実際はとても美しい湖で、まるでディズニーのジャングルクルーズ、奥ふかくはいれば、360度みわたすかぎりの自然にかこまれる。ボートの話は、きっと手漕ぎボートに問題があるのだと思う。じょうずに漕げるかで、たとえば友達たちと遊びにきて、自分のボーイフレンドがへたくそだったら幻滅するなって。
さて、僕のこの写真、これを未来に残したいって、悪趣味って思う人もいるだろう。
この湖は、こんなボート乗り場なんてなくて、自然のままだったらずっといいのに。と。
僕は、時代はその時代に生きている人のもので、もちろん何百年前のこの場所は、何もなくて、自然でずっとよかったかもしれない。でも、誰も寄りつかない不気味な湖だったろう。
今に生きる人は、今のこの風景を見る。この風景を見て育つ。それは記憶のなかで、そのひとのものになる。
近代的なショッピングセンターは、僕のような長く生きている人間にとっては、新しいものに見える。
でも今、幼い子には、現実として、未来には記憶のなかの懐かしい風景になるのだと思う。
人間の手垢のついていない、自然な風景を讃歌することは、今の時代ただしいのだろう。
例えば日本の海岸線は、護岸工事によってコンクリートで固められている。自然破壊だ。
でもその風景も50年、100年たつと風化し、自然にとりこまれてゆく。
僕は、自然と人工物が同化した風景がすきだ。
だから、ばんりゅう湖のこの写真、ちょっと趣味がよくないかもしれないが、懐かしい、昭和のにおいのあるふうけいとして、僕は、残したいと思った。
■この再放送は、BSジャパン本日PM2時から2時半まで放映されます。
さて、
●第二回の今日の夜7時半から30分のテーマは、
益田の人々。前回が風景を主体に見てきたが、今回は自分を通して、益田をみてみます。
益田のなかで一番オシャレナスポット、
モヌッカ。外国でケーキの勉強をしたカエさん、今はパンを毎日焼いている。コンフィ(ジャム)も有名な店。東京にあったらどんなにステキかと思っても、こんなゆったりとした時間が流れている店なんて、東京には無理だと思った。実家はぶどう園をもっていて、そのブドウも有名だ。そしてそこにコーヒー豆を届にきた、クリクリコーヒーのクリモトさん。彼の店も駅前にあり、特別オシャレな店だ。
地方都市のこういう空間は、東京にないほんとうの優雅な時間がながれている。
ガイドブックには載っていないけど、益田を通過するひとは、絶対に立ち寄るといい、
優雅なスポットだ。パンも、コヒーも、東京で味わえない、本物の何かがある。

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