ネパール カトマンズ
今、ネパールのカトマンズ
最後のロケ地。
明日帰国予定。
35年まえも、カトマンズからもっと奥のポカラに行くため、来たことがある。
クルマが少なく、町の中心街以外はのんびりと静かだった記憶がある。
今回、空港から町の中心まで、僕の知る限り、
世界で一番、道路状態、凸凹、ホコリだらけ、排気ガス、と最低の首都だった。
インドほどじゃないが、クルマ、バイクがすごい。
いや、なにより道路を拡幅しているからか、町中工事中だからか、
排気ガスと、土ホコリと、凸凹道の都市。
これが改善されるのは、5年後、10年後。
ホテルはシャングリアという高級ホテル。
ネット回線も、食事も、快適。
インドの疲れをとっている。 というわけだ。
昨日の朝は、ヒマラヤの夜明けを撮りに行く。この時期、
世界異常気象で、本来なら、乾季になっているのに、まだ雨期。
地元のガイドは、見るは難しいと言われた。
それなのに、朝4時に出発して、
暗闇のなか、展望できる山頂を目指した。
なんという強運か。カトマンズは曇っていたが、
展望台からは、素晴らしいヒマラヤの夜明けが見えた。
すでに書いたように、
街に着いたとき、渋滞と、ホコリと、都市とは思えない悪路に、
なによりインドから来て、インドより百倍ひどい悪路なので、
悪印象だったのだが。
それが、カトマンズの周辺にある、
バクタプルとう街を訪れて、印象が激変した。
世界遺産でもあり、リトルブッダでもロケ地して使われた、町。
王宮の町、城壁のなかの町、そこには多くの人が暮らし、
旧市街が、まるで映画のロケセットのように、
絶妙に道路はカーブし、坂があり、路地があり、
生活がある。その奥行き、どこまでも続いている。
このなかは、観光客は入場料を払ってはいるのだが、
クルマはなく、ひとひと。
こんな場所、世界にない。興奮して、写真を撮りまくった。
いつまでも、いつまでも撮り続けたかった。
なにより、人を撮るのが楽しい。
もちろん仕事の、5DのMOVIEがメインだけれど。
翌日、カトマンズの中心街、
旧市街地区にいったが、そこは観光客が多いけれど、
やはり、素晴らしい。
カトマンズ見る価値がある。だ。
まあ、空港からの悪路、超絶、雨降ったらどうなるんだろう。
聞くこと頃によれば、どろだらけになるらしい。
それでも、カトマンズはまた来たいと思った。
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