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2009.11.10

最果てのヨーロッパ ウラジオストクの路面電車

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路面電車の運転席 ひとつしかない。7ルーブル、20円ぐらいか。

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今朝のBlogに、雪が降った、、でもどうやら霜のようだと書いたがやはり、
夜の間にうっすらと雪が降ったようだ。気温が低く、風も強いので、
粉雪はふきだまりに吹き飛ばされたようだ。屋根や道路の隅、
そして枯れ草の上だけが白くなっていたので、てっきりそう思い込んだが、
雪というのが真相のようだ。
10年まえにここウラジオストクに来た時と何が変わったかといえば、
ロシアの景気がよくなったことと、劇的にだそれも、生活物資がふんだんにあり、
そのへんは日本と少しも変わらないが、なによりクルマが多くなった。
だから慢性的に渋滞だ。そのためか、路面電車の本数はへり、
たしか路面電車は無料だったような、トロリーバスもほとんど走っていない。
その両方にのったことがあるが、
トロリーバスはガソリン車にくらべてもモーターの音が大きく、乗り心地も悪かった。
きっと今のってもそうだろう。路面電車の方は、
中心街からは、まだ線路も架線もあるのにほとんど走っていない。
町はずれの専用線は活発に走っている。
きっと日本と同じように、この線ぐらいが残り、あとはなくなってしまうのだと思う。
俊も過渡的なときは、路面電車はじゃまだ。
でも、長い目で見れば路面電車は、環境にいいし、それに便利だ。
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ここには、三本の煙突がある。下の写真の遠くにうつっている煙突だ。
重なり具合、距離によって、この場所がどこにあるのかわかるだろう。
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さて、
路面電車の面白いところは、運転席がひとつしかないことだ。バックができないということだ。
車両後部は上野写真のように、まるで展望車のようになっている。そのため、
終点はちょっと面白いことになっている。それはぐるりとる線路がループになっているのだ。
そのことで運転席はそのままで、走ることができる。
10年前、当時はにぎやかだった、第3労働者駅が不思議な空間だったのは、
このループになった線路のせいだったのだ。下の写真は昨年、
すでに路面電車は廃止になり、ウラジオストクで一番の路面電車ターミナルはすっかりさびれていた。
今回は見る影もなく、撮るのを忘れた。明日撮りに行こう。
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2009年6月 第3労働者駅あと
10年まえのおなじ場所は、ここをクリック。ずいぶん古いブログなので、
10年前のブログだ。写真も鮮明ではなくみずらいが、
このときは路面電車もかつやくしていて、賑わっていた。
でも運転席がひとつだとうことは気付かなかった。
去年のBlog
1999年の、Vladivostokについての僕のサイト

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Comments

10年ほど前に留学してロシア語を学んでいたものですが、市電は何処へ行くのも便利でした。
ウラジオといえば市電という印象もあったんのですが、なくなってしまうとは寂しい限り。ウラジオらしさが無くなるようで悲しいです。

Posted by: TM-NETWORK | 2010.03.08 12:50 AM

10年ほど前に留学してロシア語を学んでいたものですが、市電は何処へ行くのも便利でした。
ウラジオといえば市電という印象もあったんのですが、なくなってしまうとは寂しい限り。ウラジオらしさが無くなるようで悲しいです。

Posted by: TM-NETWORK | 2010.03.08 12:50 AM

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