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April 2010の4件の記事

2010.04.26

AYPC写真展 キヤノンギャラリー銀座 &ギャラリートーク

Dearlydays_6001

■4月30日から僕が主宰しているワークショップAYPCの写真展が、
銀座キヤノンギャラリーにて開催される。
●5月1日のPM6時半から8時まで、ギャラリートークもあります。
今回の展示は、メンバーひとりひとりの傑作写真を見せるのではなく、
全員の写真を、渾然一体になるように展示しています。
写真展点数は、大小合わせて200点以上。1mx1.5mのプリントからキャビネ大の写真が、
壁面いっぱいにコラージュしてあります。
テーマは、「dearly days~なぜか気になる、ありふれた光景」
であります。
日常のなかから自分が発見した写真を撮り、それらの写真を、多くの人に見せることによって、
写真とは自分にとって何なのか、皆で考え、楽しむ空間にしたてたつもりです。
会期中、メンバーのだれかは在廊しています。
楽しく写真について話すことができたらと思っています。
また、ひとりひとりのBOOKもありますので、是非それもご覧ください。

5月1日PM6時半―8時には、今回の写真展についてのギャラリートークを開催します。
この写真展について、語り合ってみたいと思ってます。


◎キヤノンギャラリー銀座
住所:  東京都中央区銀座3-9-7
期間:  2010/4/30~2010/5/12(最終日15時迄)
開館時間:10時から19時
休館日: 日曜、祝日

◎キヤノンギャラリー梅田
住所:  大阪市北区梅田3-3-10梅田ダイビルB1F
期間:  2010/6/10~2010/6/16(最終日15時迄)
開館時間:10時から18時
休館日: 日曜、祝日

AYPC 公式BLOG

AYPC Homepage 

銀座キヤノンギャラリー

30日(金) 10-19時 この日、横木は一日会場にいます。 夜はOpening

1日(土)  10-19   ★pm18:30-20:00で、ギャラリートークを予定しています。

2、3,4、5日 の連休中は、休館日です。ご注意を!

6日(木) 10-19
7日(金) 10-19
8日(土) 10-19

9日(日) 休館日

10日(月) 10-19
11日(火) 10-19
12日(水) 10-15 最終日は、pm3時で終わりです。ご注意を!

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2010.04.16

AYPC写真展「DEAELY DAYS」キヤノンギャラリー銀座

Dearlydays_6001
◎キヤノンギャラリー銀座
住所:  東京都中央区銀座3-9-7
期間:  2010/4/30~2010/5/12(最終日15時迄)
開館時間:10時から19時
休館日: 日曜、祝日

◎キヤノンギャラリー梅田
住所:  大阪市北区梅田3-3-10梅田ダイビルB1F
期間:  2010/6/10~2010/6/16(最終日15時迄)
開館時間:10時から18時
休館日: 日曜、祝日

AYPC 公式BLOG

AYPC Homepage 

銀座キヤノンギャラリー

30日(金) 10-19時 この日、横木は一日会場にいます。 夜はOpening

1日(土)  10-19  ★pm6時半~8時で、ギャラリートークを開催します。

2、3,4、5日 の連休中は、休館日です。ご注意を!

6日 10-19
7日 10-19
8日 10-19

9日(日) 休館日

10日 10-19
11日 10-19
12日 10-15 最終日は、pm3時で終わりです。ご注意を!


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2010.04.01

世界の街道をゆく 中国ロケ決行中

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今中国にいる。
香港をのぞけば、僕にとって25年ぶりの中国だ。
1985年に、上海、杭州、蘇州に行ったころがある。
今回は同じく、上海、杭州、蘇州のほか、
寧波(ニンボウ)、紹興と無錫(ムシャク)鎮江(チンコウ)
を訪れる。
上海はまだ空港しか見ていない。今日まで寧波、紹興、杭州ほかを回った。

4半世紀まえの、中国の記憶をここで語っても意味はないだろう。
日本だって、25年まえの風景は、今とはまったく違っていた。
だとしても、中国の変貌ぶりに僕はショックを受けた。
沿岸部の発展は、もちろん知っていた、つもりだった。大都市上海の繁栄がどのていどだとしても驚くことはなかっただろう。それよりもあまりなじみのない寧波(宁波)市の大都会ぶりに度肝を抜かれた。ましてかつて訪れたことのある、杭州市は僕の記憶のなかと全く別物で、西湖という湖だけの、平屋ばかりの昔ながらの町が、本当の大都市になっていた。それは決してハリボテではなく、バス、クルマ、人々の服装、表情、どれをとっても、そして夜の風景や夜の喧噪を見ても、このあたりは、まぎれもなく世界の大都市のひとつに数えられるだろう。
ここからは、僕の戯言、印象なので間違いもあるかもしれないけど、感想まで。

バブル意向、日本の経済はストップしたままといえるが、その間中国は大変貌をした。
香港返還で一国2制度という、資本主義を完全に認めて、外資を呼び込み、それが砂上の楼閣といわれたとしても、沿岸部の繁栄が、ここまでとは思わなかった。高速道路は縦横にめぐらされ、国道もまるでフランスのように、高速とさしてかわらない。
そこには日本のクルマはもとより、メルセデス、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、ルノーなどなど、フェラーリにまで遭遇した。それは一部の富裕層のものだとしても、いくら上海のサラリーマンの初任給が3万元ぐらいだとしても、中国の富裕層は数千万人になってきたと言われているから、最近の日本よりヨーロッパ車を見かける確率が高いのは、当然かもしれない。
トラックやバンはアメリカ製もよくみる。上海ではなく、地方都市にも高層ビルがたちならび、そこにヴィトンやエルメスが入って、日本よりずっと立派な店舗になっている。アメリカ資本のファーストフードも、マクドナルドばかりじゃない。
自民党政権の末期から、あまり中国とは関係のよくない日本だけれど、その間に中国はアメリカと張り合うことができるぐらいになったのは、本当だと実感した。
中国14億の市場をめぐり、世界中で争奪をくりひろげているけど、日本は早くからきているものの、実はこの10年が中国の発展で、そこにリンクできなかった日本は、たしかに後れをとってしまったのかもしれない。
中国といえば、天安門事件、チベット問題、最近のギョーザ事件などなど、黄砂も含めて、マイナスイメージばかりだ。唯一ひところの観光ブーム。今でもJALは、中国路線が活発らしいが。この現代中国の現実をみると、経済で中国と張り合うことにむなしささえ感じてしまう。ここは巨大な市場なんだなんてことさえむなしい。
なにしろ、中国には(僕の見ている沿岸部に限ったことだと思うが)土地も、人も、物も、無限にある。貧しい地域でも、家はある。空間がある。町の作り方、家の建ち方が日本の全く違う。それは大陸のスケールで作られているからだ。共産党一党独裁の弊害ばかり語られるが、中国はまだ開発途上国のベールをかぶっているが、それはとても巧妙なやりくちだと思う。ひとりひとりは、決して豊かじゃない。はずだ。一部の人間たちがつくりあげた繁栄。しかし、繁栄とはそもそも歴史上、皆が豊かになるなんて夢物語で、アメリカの繁栄も、決してだれもが豊かに時代なんんてあるはずはない。
バブル前、冗談で、自民党政権下、実は日本は、
世界で一番成功した、社会主義国家じゃないかと言われたことがある。
極端な金持ちもないいし、貧乏人もいない。1億総中流だなんて、今じゃ考えられない能天気さ。日本人は明るかった。カメラを向けられたぐらいで怒ったりする人はいなかった。それが小泉以降、グローバル経済という美名のもと、社会主義はくずれ、精神的には世界のでもかなり荒廃した国になったと思う。この精神的というのは、知的じゃなくなったというのではなく、金がなくても、余裕で暮らせる精神性が喪失したことで、実際、そのはした金に、日本人が振り回され、イライラしているのは現実だろう。それが民主党政権になった大きな理由で、福祉に傾いているは当然かもしれない。街道の写真を撮っていて、感じることは、僕が見た限り、日本人がいちばんイライラしている。
逆説的にいえば、中国は、一国2制度のもと、もつものともたざるものを国家が認めてしまい、そのことで繁栄をしたわけど、もしかしたら
世界で一番成功した、資本主義社会かもしれないと思った。
なんて、戯言だけど。
中国に来て、繁栄の驚きもさることながら、一番驚いたのは、バイクがほとんどすべて、電気バイクになっていることだった。どのバイクもモーターのスーとした音だけ。排気ガスもなく、走り抜ける。不気味なほどだ。世界中で一番、電気バイクが普及しているのは遅れているはずの、中国かもしれない。1回の充電で20キロ、バッテリーの大きなやつだと40キロ走るらしい。都市部でエンジンのバイクはほとんど見なかった。その徹底ぶりに、これではホンダやヤマハはどうするのだろう、と危惧した。
もっともクルマはホンダが一番人気だ。
この戯言の、続きは、またこんどということで。

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世界の街道をゆく スペイン 本日から番組が2分になる。

Ph1spain
●本日から、「世界の街道をゆく」、が2分になります。20:54分から テレビ朝日 (首都圏でしか見ることができません)
内容は、スペイン巡礼の旅
1分のときは、かなりあわただしい、よくいえばスピード感がありました、少しゆったりとした番組になったと思います。一回目はテーマソングのほぼ全貌が流れます。
CMも正規のキヤノンのものになります。
という、僕はまだ完成形を見ていませんが。今、中国ロケ、帰ったら早く見たい。

スペイン北西部の街、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。敬虔なカトリック信徒たちが世界中から集う、キリスト教の聖地である。9世紀の初めに、イエス・キリストに最も近しい人物のひとりであった聖ヤコブの亡骸が発見されて以来、この地を目指す巡礼者が後を絶たない。スペイン国の守護聖人としても崇拝されている聖ヤコブの境地へ少しでも近づくべく、巡礼者は聖ヤコブの象徴である「貝殻」を巡礼の証として身にまとい、聖地へと向かう。街道は聖なる地への到着を心から願った人々が築き上げた、祈りの結晶でもある。ロンセスヴァジェス峠を出発し、「星の里」の名を持つサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、巡礼の道をゆく。

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