世界の街道をゆく ロケ 旅の終わり ダラス
撮影が終わり、今回はロケの途中で、メキシコからアメリカにゆくことが決まり、帰国もメキシコシティ経由になった。
まず滞在していたリッチモンドを昼過ぎにとび、アメリカン航空のハブ空港であるダラスに着く。約2時間の旅。敷地面積世界第3位。ニューヨークマンハッタンより広い。写真はターミナルの移動中。
そこからまた2時間ぐらいかけメキシコシティに向かう。
アメリカン航空とエアメヒコは、提携しているが、荷物はスルーで東京までは着かない。
メキシコシティでもう一度、入国し、税関を通らなくてはならない。
メキシコシティのイミグレは混んでいて、1時間半ぐらいかかった。
荷物はターンテーブルからすでにでていて、それをやっとのことで探す。
日本までのトランジットというと、税関はX線を通すだけでノーチェックだった。
ところが、手押しのカートで荷物を運んでいたものの、入国ゲートをくぐるとカートは使えない。
ポーターが待ち構えている。国際線のターミナルは別だ。コミューターというバス移動だ。
バス乗り場まで運んでもらう。
通常だったら仕事の場合、コーディネーターがいて、荷物の移動など手伝ってくれるが、この際、3人で十数個の荷物運ぶことになる。
バスに揺られること10分。広々としたメキシコシティ空港の別ターミナルまで行く。
バスから荷物を降ろすとやはりポーターが待ち構えている。そのたびに約5ドルのチップだ。
搭乗手続きも自分たちでやる。まあ、当然か。
たまたまエアメヒコのチェックインカウンターの女性が聡明で、スムーズに行く。
ようやく乗り込み、飛び立ち、寝ていると、着陸だ。
え、もう東京に着いた。そんなわけはない。
メキシコ時間の夜中の3時ごろ。ティファナ空港で出国の手続きだ。えっと思ったが、
そういえば乗ったゲートがドメスティックだって誰かが言ってた。
そういえばメキシコシティでやってなかった。
アメリカに行くときは、航空会社が代理したくれたので、
やってなかっただけど。
眠い目をこすりながら、手荷物を持ち、飛行機をでて出国手続きをする。
そしてロビー再度の出発を待つ。
東京に着いたのが朝の6時半。
出発してリッチモンドから時間を計算すると、なんだかんだ30時間ぐらいかかっている。
ふーため息がついた。こんな移動は撮影よりつらい。
「世界の街道をゆく」
現在フランス編を放送中
テレビ朝日 月~金 8:54分(番組前後により、時間変更あり)
YOUTUBEにUPしてあった。 首都圏しか放送してないので。
画質は最悪ですので、スチールカメラ5DM2を知ることはできないものの、
50mmf1.2で撮ったピントの浅い映像や、シフトレンズを使った、
建築写真のような歪みの少ない建物の描写にその片鱗がわかると思うし、
番組の気分は分かります。
世界の街道をゆく YOUTUBE
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