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11 posts from June 2013

2013.06.16

単焦点レンズを使う理由 EFM22mm EosM

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トルコ 2012 Canon Eos M 22mm


僕の時代、単焦点レンズのカメラが普通だった。

1 スタート35K 焦点距離不明 ボルタ版という、35mmのロールフィルム
 
2 フジペット ブロニーフィルム 75mm F11

3 オリンパスペンS ハーフサイズ D ZUIKO 30mm

そして日芸に入り、

4 ペンタックスSP 55mm1.8 105mm 2.8

大学に入り始めてワイドレンズなるものを知る。

友達、スーパータクマの28mmF3.5 を借りてとりまくる。

すっかりワイドが気に入り、

5 KOWA SA 38mm という奇天烈なカメラを買う。


6 ゼンザブロニカS2 75mm 50mm

7 ニコンF 50mm 20mm 

以上ここまでが、大学卒業までの全カメラ

ここから助手時代

8 ヤシカエレクトロ35

9 ニコンEL 

まったく、カメラというメカの趣味はなく、写真を撮るただの道具だった。

助手時代の3年8ケ月、

師匠の、ハッセルブラド 80mm 、ライカM4, 28mm リンホフテヒニカ 65mm

で、撮りまくっていた。

助手の仕事中は、ヤシカエレクトロ35、

それが壊れてからは、

ミノルタハイマチックSを使っていた。

もちろん度のカメラも単焦点レンズがついていた。

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単焦点レンズを使う理由 CanonLensEFM22mm EOS M

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EOS M 22mm Tarky
オリンピックの次期候補である、イスタンブールと言えばトルコ。
今、反政府運動で騒然としている。
この写真は昨年12月、黒海上空だったと思う。
EOS Mのパンケーキレンズは、魅力的だ。


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2013.06.13

単焦点レンズを使う理由 EF50mmF1.4 EOSKISSD-1の場合

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2003年 Vietnam BacHa  Eos KissD -1 EF50mmF1.4

前回の続きで、これも2003年にべトナム北部、
花モン族の住む、バクハで撮った写真。
前回は、24mm1.4の写真だが、これは50mmF1.4で撮ったもの。
APC-CのKISSDだと、70-80mmぐらいの画角だろうか。

といいながら、あくまで気分は50mmF1.4であることにはちがいない。
このレンズは、ずっと好きなレンズだった。いまでこそF1.2の大きなレンズを多用しているが、
かつて、カメラにはこの標準レンズがセットになっていた。
いまだったらささしずめ、安価ショートズームというところだろう。

開放近くを使えば、全身を撮ってもやわらかく背景がぼける。
ずいぶんこのレンズはお世話になった。

なぜ単焦点で撮るのかというと、画角によってその世界観がかわるからだ。
このBLOGのこの単焦点についてのシリーズを見てほしい。
画角によって、写り方の雰囲気が変わる。
僕は、その違いを求めてレンズを選んでいる。
遠くを撮りたいから、望遠ではない。
望遠の描く世界、例えば圧縮効果、人物を撮れば体のボリュームがでる。
標準も、ワイドも、それぞれの世界がある。
どれが最適かを考えて、レンズの画角を決める。

ある意味ズームレンズは、そういうことが身についてから使うべきで、
単焦点こそ、初心者が使うレンズだと僕は思っている。

まあ、写真がうまくなりたいと思っている人に限るけど。
便利優先、なんでも撮りたい、と思っている人は、一生ズーム生活をお勧めする。

なんてことを書きましたが、
僕でも当然高倍率ズームを使うことはあります。
でも、正直初心者にはすすめません。
ある程度画角を理解してから使うことでしょう。
もしくは、面倒でも、自分が何ミリで使うか決めてから撮ることが大切です。

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2013.06.12

単焦点レンズを使う理由。 EF24mmF1.4

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Eos KissD 1  EF24mmF1.4 ISO200 100分の1 f2.0

この写真はもうかれこれ、10年前で、EOSKISSDigitalが新発売された、いうならば1型だ。
画素数は約600万画素。コンパクトデジカメより、すくない画素数。

でも、その600万画素はあなどれない。このサイズからリサイズすれば、
1mx1.4mぐらい破綻もなく楽に伸びる。
現に、このとき品川キヤノンSタワーの3F特設展示場で、
その大きさに何点ものばし、皆をおどろかせた。

KISSデジタルでここまで伸びるとは、あれから10年たった。
たいしてかわらないと思うけど。どうだろう。

僕はカメラより、レンズを重視する。カメラで描写はかわらないからだ。
このレンズは今では旧タイプ、昔からキヤノンお得意の24mmのF1.4という明るいレンズだ。

ここは、ベトナム北部のタイ族の住んでいる家。
取材中、車が悪路にはまり、そこから脱出するあいだ、
タイ族の家族が、お茶を飲まないかと
招き入れてくれた。

高床式の木造の建物の階段を上ると、そこは広々としているが、
薄暗い部屋だった。こういうとき明るいレンズの独壇場だ

24mmという、超ワイドレンズにもかかわらず、主題意外をボカすことができる。
この微妙な描写が好きだ。
(もっともKISSDは、APS-Cだから、35mmから40mmの間かな)

このころのデジカメは感度をあげるすぎると、
画像が乱れた。であるのでISO200にとどめている。
薄暗い部屋に寝て、ぐずる幼児と、女の子(だといっていた)。
見た目はずっとくらい。
写真の魔力で明るく写ってる。


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2013.06.11

単焦点レンズで撮る理由  距離と時間が飛んでくる!

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距離と時間が、飛んでくる!


Eos5DM3 200mmF2.8 アイルランド

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2013.06.10

単焦点で撮る理由 200mm F2.8

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Eos 5DM2 EF200F2.8 ナミビア

車のウインドスクリーン越しに、前方の風景を200mmで撮っている時、
遠くの景色を見ているからだろうか、
ファインダーから目を離し、
肉眼で景色を眺めていると、数秒後にレンズを通した景色が通過してゆく。

なんだか、望遠レンズで見ていた景色は、未来を見ていたのだろうか、と前回書いたが、
その不思議な気分は、ずいぶん以前から気付いていた。

望遠レンズは、そんなふうに時間もそうだが、
肉眼で見えない景色も見せてくれる。

超望遠だったら、ファインダーの中のそれは、まるで違う世界の景色だ。
そばにいけないのに、すぐそばにいるような気になる。
頭のなかでは、瞬間移動のようなことが起きている。
ここと、はるかなるあそこが、
同じ時間、同じ場所にあるという感覚。
ワープだ。

また、光は秒速30万キロだから
地上では、どんな超望遠鏡をのぞいても、同じ時間にすべては存在しているはずだ。

でも、夜空を見れば、星は数光年から、数100光年、数万・・と、
例えば、近場でいうと太陽までの距離にしても、光は8分ぐらいかかる。
今、見えている太陽は8分前の太陽だ。

すると、1万光年なんて距離の星は、光学望遠鏡で見ることができたとしたら、
できるのかな?その星は1万年前の姿だ。

もしかしたら、今、「この時間」には存在していないのかもしれない。
この辺は、子供のころ天文学に興味を持ち、
いつも神秘的に思えることだった。

そういう意味で、望遠レンズは、未来を見るばかりか、
ここではない、現在を、
そして過去をも見ることができるという
不思議なレンズなのだ。

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2013.06.08

単焦点レンズで撮る理由 200mmF2.8

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Eos5DM2 EF200mmF2.8 チェコ

銀塩時代、僕のメインカメラは中版だった。ハッセルブラド、途中からマミヤRZ67。
35mmは、あくまでサブで、コダクロームを指定されたときや、海外の取材や、
自分自身のスナップ写真、そして中盤や大判のサブにと限られていた。
かつて僕の仕事が、人物中心であり、
雑誌が多かったせいもある。

当時35mmフィルムはコダクロームが全盛で、
ポスター印刷じたい、コダクロームに合わせてあり、B全やB倍でさえ、
しかも化粧品でさえ、35mmコダクロームでの撮影を要求されたほどだ。

それは完全な印刷コントロールのもとの話で、
雑誌の印刷では、
35mmで撮るより、中盤や大判が絶対有利だった。
とくに見開きは、中盤が有利で、
僕はいつもマミヤRZを使っていた。

海外に行くときは、機動力が必要だし、いわゆるポートレイトよりスナップがメインだったので、
35mmがメインカメラになっていた。それでもハッセルは持って行ったが。
ハッセルのプラナー80mmを2.8開放で撮るのが好きで、離せなかった。
今、EF50mmfF1.2を多用するのは、その流れだと思う。
今、2000万画素超の35mmは、銀塩35mmと比べると、
中判で撮っているようなコーリティだ。

当時、35mmのレンズは24mmと50mm、
そして200mmと今と同じラインナップだ。
その3本が今も一番好きな画角で、
一眼は、70、80年代は、CanonF1MF2台とA1の3台、
銀塩末期はEOS5を2台使うのが普通だった。
なにしろEOS1など重くて使う気になれないし、
さして連射が必要なわけじゃないから、軽さを選んだ。
EOS5は、音も静かで、スナップにもずいぶん使った。

 
車が疾走中、助手席からの風景は200mmがぴったりだ。
きっとスピードのため、
視線がさきにあるからだろう。
のぞきながら遠方を見ていると、その景色が肉眼で目の前に押し寄せてくる気分は、
なんだか、200mmで見たファインダーの景色が、
まるでほんのちょっとの未来をのぞいる気分で不思議な感じがする。
今でも、街道の撮影中、車のなかからの景色は、200mmが多い。
上の写真は、たぶんプラハの町仲だったと思うが、車の助手席から狙っている。


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200mmで撮った、
なによりもの写真は「サイゴンの昼下がり」のアオザイの女性だ。
ベトナム、サイゴン、レタントン通りを、
僕の数十メートル先にさっそうと歩く彼女を、
偶然捕えたものだ。

ズームではなく、単焦点の良さは、
撮る距離感が先に決まっているからだろう。
視線は遠くにあり、その距離の風景、出来事に素早く反応できるからだろう。


PS.
ずいぶん前にBLOGにUPした、アメリカの女性ロックバンド、RUNAWAYS
夕刊プレイボーイで撮った記事の複写が見つかりUPした。その記事も合わせて読んでください。
2011年に書いた記事です。

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2013.06.07

単焦点レンズで撮る理由。 50mm。

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Cambridge Englanc Eos5DM2 50mmf1.2

ケンブリッジの公園で撮影していると、横断しながらこちらに向かってくる一団がいた。
大学生ではなく、中学生ぐらいだろうか。
僕も彼らに向かってゆく。目が合う。断るでもなく目で合図しなgら許可を得るような、
あいまいなまま、シャッターを切る。切りながら、「撮らせてという」
歩いている最中の不思議な写真になった。

50mm横位置全身の撮影距離は、4,5m。
横位置バストアップだと被写体とは1m。
相手のテリトリーに入る、暴力的な撮り方だ。
問答無用、YesかNoか、受け入れるか、断るか。
ある種の緊張感がある。

それに引き換え5mの距離は、ちょっと平和だ。被写体に余裕がある。
だから、許可をもらうまでもなく、シャッターを切り始める。


次は、200mmの単焦点望遠について語ります。

www.alao.co.jp

横木安良夫

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2013.06.06

単焦点レンズで撮る理由

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CanonEos5DM2 50mm 1.2 iso100 1/50 f2.0
アメリカで撮影中、夜になりフリーウエイの、ガソリンスタンドに寄る。
こういう場所は、あんがい好きでよく写真を撮る。
ガソリンを入れている女性の金髪がライトで映えて美しかったことと、
このちょっとした空間にひかれて、助手席の窓を開けシャッターを切る。
すると気付いたのか、カメラを見る。その怪訝そうな顔。
このあと僕は微笑み返したが、あまり機嫌が良くなかったのか、後ろを向いてしまった。

カメラの設定は、絞り優先オート。
たいていこのレンズの場合は、横位置ポートレイトを撮るので、背景をボカすため
f2.0にしている。明るい時は、iso100に設定しているので、
そのままこの薄暗い場面でも撮ることになってしまった。
それでも50分の1秒で撮れた。
空のバランスも、気に入っている。
なんでもない、写真だが、好きな写真だ。

単焦点レンズは難しいといわれている。
それは、ズームレンズなら、何でも撮れると思っているからだ。
ズームレンズは、何でもいちおう、カメラに被写体をおさめることができるだけで、
気に入った写真ができるわけではない。
それより、単焦点レンズを使い、そのレンズ、画角でしか撮れないものを撮る。
そうやって、レンズの画角によって世界観、撮れるものが違うことを知る。
少なくとも、ワイド、標準、望遠の感覚的違いぐらいは、
理屈ではなく、体感していなければ、
レンズの性能、云々を語る意味はない。

ズームレンズこそ、ベテラン用で、もしくは何も知らない人の単なる記録レンズだ。

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2013.06.02

単焦点レンズで撮る理由

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Canon Eos 5M3 EF50mm f1.2 ISO500 1/250 f1.2

これも、写真家たちの日本紀行で青森県弘前市に行った時の写真。
弘前高校の、「高校ねぷた」の結団式?の模様。
昼間だとういうのになぜかわからないけれど、
ほとんどの窓はふさがれ、薄暗い体育館。女子はみなカラフルなゆかた。
こういう薄暗い場所で手持ちでスナップできるなんて、かつては考えられなかった。
開いた扉の近にいる生徒たちを狙う。そこが一番光が綺麗だったからだ。
ひときわ目を引いた子。
素早く撮った数枚。このあと周囲の反応もあるのか、しだいに照れてしまい撮影にならなかった。
瞬間の、まだ気持ちがさだまっていないときに撮るのは、スナップポートレイトの一手法。
50mmでのバストアップ。ほぼ1mまで近づいて撮っている。
被写体にとって、断るか、受け入れるか瞬時に結団しなければならない距離。
僕はこの距離で撮るのが好きだ。


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単焦点レンズで撮る Canon EF50mmf1.2

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28mm単焦点の話をしたので、今僕が一番はまっているレンズ、
50mmf1.2の写真をちょっと連続してUPしようと思う。
5月12日の写真も同じレンズで撮っている。

「世界の街道をゆく」の仕事をしていてい、ムービーとスチールをどうしたら両立して撮れるかを考えた。
写真は人物のUP、それも基本は目線が来て、明るい表情をと思っていた。

もともとぼくは、人物のスナップ、ポートレイトはは50mmが多かった。
しかしコン番組では、徹してこのレンズで撮っている。
もう体の一部といっていい。撮りたい人をみつけたら、かたっぱしから声をかける。
断られることも、もうなれ、ある意味シャッターを切っているときは機械的
何も考えていない。ピントと露出くらいなか。それに表情。

ひとりひとりとの出会いの瞬間は、正直ドキドキ、というより実は内心興奮している。
だから、平気で声をかけられるのだろう。
彼らは青森の町で見かけた。これは街道の仕事ではなく、
「写真家たちの日本紀行」の最中だ。

僕は、カップルが手をつないでいる写真が好きだ。友達同士でもいい。
不思議な雰囲気がただよう。
これもお願いして手をつないでもらった。
彼女が、ボーイフレンドじゃない、と言った。
でも、なかよしだ。盛岡のほうから遊びに来たと言った。


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