1975 Kamakura 僕が作った砂のヌード
横木安良夫写真展「あの日の彼 あの日のカノジョ1967-1975」 図録 ¥800 会場で販売しています
3月28日~4月30日 火~金 土曜、日曜10-5時 3月28日のみ10時~pm8時まで
4月8日(土)pm1-3時 講演会があります。要予約
http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2017/20170328.html
展示写真は82点です。
プリントは、ダースト社のラムダシステム
ネガフィルムやプリントをデジタル化し、
それをいるフォーオードの専用バラ板紙にレーザーで焼き付け、
普通の印画紙現像液で現像、定着しています。
今後、デジタルカメラで撮ったモノクロ作品は、
インクジェットではなく、
銀塩バラ板紙にプリントするといったやり方が
主流になるかもしれません。
インクジェットといった印刷物ではなく、
印画紙という化学反応のプリントは独特の雰囲気があります。
今回の写真展の元となる、
オリジナル写真集のデジタル版、写真集CRPは以下で販売しています。
見るには、Kindle アプリを(無料)をダウンロードする必要があります。
パソコンでも、iphoneでも、ipaqdでも見ることができます。
もちろんアンドロイドでも。
アマゾン Kindle 版
これは2006年アスコムより出版された、
写真集「あの日の彼 あの日の彼女1967-1975」の完全デジタル版です。
この写真は僕が日大芸術学部写真学科に入学した18歳から篠山紀信氏の
アシスタント経てフリーになった1975年26歳までの個人的な写真です。
時代は世界中でスチューデントパワーが吹き荒れ、神田カルチェラタン、
10.21新宿騒乱、東大安田講堂などが写っています。
最初のページから海外のような写真が続きましが、
横田基地のある福生での撮影です。
僕が生まれ育った千葉県市川市の風景、房総、湘南、神奈川、
静岡、軽井沢、新宿、江古田、原宿、青山、銀座など
当時僕が動き回った場所が多く撮影されています。これらの写真は目的はなく、
僕が身の回りから惹かれたもの、そして友人たちを撮っています。
僕は何も見ていなかった。
だからこれは僕の見た、あの日の記録なんかじゃない。
これは僕が吸った空気、あの日の一日、若く生きた気分の記録。
あの頃がよかったなんて、懐かしんでいるんじゃない。
誰にでも一度はある若い時代、世界と遭遇して、感じ、掠めとった寓話。
昭和42年の春の一日から始まった18歳、そして26歳まで、
僕は夢中になってシャッターを切った。
後半、オリジナル写真集とでは小説家の角田光代さんに、
短い小説「あの日の彼 あの日の彼女」を書いてもらっています。
デジタル版も許可を得て再録しています。
角田さんはこの写真集のはじまる1967年に誕生しています。
この写真の時代に同じ空気をすっていたことから、
当初は推薦文を書いてもらうつもりでしたが、
あったとたん小説を書いてくださいとお願いしてしまいました。
角田さんの小説のあと、写真集ではページごとに、年号と場所を記録してありますが、デジタル版にあたって写真一枚一枚にキャプションを新たにつけました。
最新版、Kindle Book CRP「あの日の彼 あの日の彼女 1967-1975 」
ダウンロードしてください。
モノクロ 349p 写真323点