丁子紅子x横木安良夫 コラボ展 絵画x写真
本日15日、丁子さんとのトークショーとても面白かった。
彼女は、女性を描きたいのではなく、「心」を描きたいと言った。
でも、「心」は写真に撮れないよ。もし撮れるとしたら
教えて欲しいし、描くことができるの?
すると
もちろん「心」を描くことができない。でも、
存在は描くことはできなくても、それから発せられる
力?いや、なんて言ったろう、沸き立つ何か?
生命かな?そうものを描きたいので人物を描きたいのではない。
そして、それを見る側が、自分のこととして感じる力?
そんな言い方しなかったけれど、僕はそう理解した。
見る側に「余白を残す」
それは「写真にも言えている」
見る側が、想像する余白。
彼女は下絵としての写真は、自由に動いてもらい乱写するそうだ。
そのなかから、一枚を選ぶのが大好きだと言った。
それはまるで、カメラマンだ。
そしてひとふでひとふで、何かを込めて描く。
うーん、写真はなかなか思いを込めるのは難しい。
何しろ機械が1000分の1秒で記録してしまう
今回は、僕の写真、下絵ではない写真から描くのはとても
難しかったという。でも、いつもとは違うことに挑戦できたとも。
初めて朱色の服を描いた。
そしてブルー、
高価なラスピラズリ、瑠璃色、群青を使用した。
日本画って、材料代がはんぱない。
岩絵具
https://www.sankichi.com/SHOP/01-00864.html
この絵は初日に売れてしまった。
で、僕がこのあと在廊するのは、
18日pm3-7
20日pm12-5 です。
丁子さんは、18,20の PM12ー5時に在廊しているそうです。
photo by 西邦夫